が演義で悪役として描かれているのは忠義を重んじる儒教が絡んでるんだと思ってたんですが、『BS歴史館』で金と南宋の戦争が絡んでいるということを知りました。


金の支配領域がちょうど魏と重なっていて、それを倒そうとする南宋は蜀と自分達を重ね合わせ、結果的に魏、つまり曹操が悪役として扱われるようになった。
三国志演義はちょうどその頃に作られたお話なのでそういう内容になっていると。

まぁ、日本の三国志関連のお話だと曹操はそこまで悪人としては描かれていないという印象ですが(戦国武将として許される範囲内の行い?)。

中国では曹操の再評価が盛んになってきたのはここ数十年のことらしい。なかなか興味深いお話ですね。