いろいろ。


『範馬刃牙』22巻
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21巻の時も似たようなこと書きましたが、侠・花山さんの判定はスポーツファンの想いをも代弁するものではないかと。
かつて、タイガースとドラゴンズが優勝争いをしていた時のこと。球児VSウッズは、このカードの見物の一つでした。四番・ウッズに対して全球速球勝負を挑む球児。それにウッズもフルスイングで応える。優勝争いの中、こんな素晴らしい勝負が観られる。それはとても幸せなことでした。しかし。2007年9月14日甲子園球場。同点で迎えた9回表、二死二、三塁の場面でドラゴンズの四番ウッズを迎えたタイガースのマウンドには藤川球児。全球速球勝負を挑む球児。ウッズはなかなか打球を前に飛ばすことができない。そんな中迎えた11球目。アウトコースの速球をウッズは当てるだけのバッティングでセンター前へ。試合はドラゴンズの勝利に終わりました。タイガースファンの間では当然「あそこはフォークでも良かったんでは?」「いや、速球に合ってないのにフォーク投げる方が怖い」「球児の速球勝負したがりはチームのことを考えていないのでは?」「速球勝負してほとんど勝ててるんやからそれで問題ない」といった議論が巻き起こりました。しかしそれはどちらにせよ「勝利するためにはどうすれば良いか」という話に過ぎません。そう、ドラゴンズファンの間で巻き起こった議論はそんな話では無かったのです。「藤川が全球速球で勝負しに来てるのに、あんな当てるだけのバッティングでいいのか」それは勝者の余裕から出る話なのかもしれませんが、とにかくその発言に自分はドラゴンズが長年に渡ってその強さを維持する要因を見た気がしたのでした。
そういえば、これより以前に、清原に対してフォークで勝負した球児は清原から「キ○タマついとんか」と言われたこともありました。小細工を使ってしまったピクルにも、同じことを言ってやれるかもしれません。「キ○タマついとんか・・・って、ひょっとして今、潰れてる!?」
・・・このオチが書きたいための長い振りだったことはナイショ。

『地雷震DIABLO』1巻
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我らが飯田響也が帰ってきました!が今回は事件のプロローグという感じで静かな立ち上がり。DIABLOシリーズは中編集って感じなんすかね?事件数が多い方が彼の凄味をその数だけ読めるので良いような気もするのですが。

『なげやり』2巻(エンターブレイン版)
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講談社版未収録の話が収録されているということで2巻だけ購入。やっぱり玉吉は面白い。早く復帰しないかなぁ・・・。ファミ通四コマだけじゃ物足りない。