どんな病気も怪我も触れただけで治してしまう神の手を持つ青年と、触れただけで人を何の痕跡も無く殺せる悪魔の手を持つ青年の苦悩を描く傍ら、それらの能力に良くも悪くも魅入られてしまった人々の思考や行動がとても面白かったです。「神の手」が世界に混乱を招くという沢村理事官の考え方は確かにそうかもなと納得。しかし佐々木蔵之介は悪人役やらせるとステキ過ぎるな!(笑
ところで作中、タッキー演じる竜崎が渚さんの娘さんに「おじちゃん」と呼ばれる度に「27歳とは言えあのルックスを誇るタッキーでおじさんなら俺はどないなるのか・・・」と凹んだのは俺だけじゃないと信じたい。