いろいろ。


『BAKUMAN』3巻
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「俺達がジャンプを変える」の辺の話が面白く。アンケート人気順番制は確かに不公平かも。福田君の気持ちと雄二郎の意見とどっちが制作サイドの本音なのかは気になるところ。

『ミスミソウ』3巻(最終巻)
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うーむ、春花さんには何らかの救いが欲しかったなぁ。個人的には相場君はこういう絡み方はして欲しくなかったです。どうせこうなるなら、むしろ死刑反対論者的に春花さんを非難する立場から春花さんと対立してく、くらいの方が面白かったかも。やってることはよくないことだが、気持ちとして春花さんには共感できるし、誰も春花さんを責められない・・・のに、春花さんを責める正義感ぶった男の子。しかしこれまた彼の言っていることも人として間違っているとは否定できない・・・そんなならまだしも、ただのDVキャラて・・・家庭の事情はあったにせよ、他のイジメしてた子達よりも軽い存在な感じが・・・。
いや、これは復讐劇ではなく、愛憎劇だったのかもしれない。佐山さんから妙子さんへの愛、妙子さんから相場君への愛、相場君から春花さんへの愛、春花さんから家族への愛。それらが生み出した物語だったのかも。あのダメな子供達を輩出した親御さん達もやっぱりダメだったわけですが、しかしそれでもその人達にも自分達の子供への愛があったわけで。
あとがきで押切先生は『「普通」の人間を描く難しさを改めて痛感した』と言っています。これらはあくまで普通の人間の物語であると。であれば、春花さんを救えるのは、「何故こうなってしまったのか」と読者が考えてあげること、なのかと思った。なんつってー!!(桜井君のMC神山風に)

『ふたつのスピカ』15巻
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とりあえずふっちーが無事で良かったにゃー。しかし、遂に次巻完結か・・・。
「でもさ 何かわからないけど すごくさびしいんだ」で1泣き。
ゴリラ教官(この人名前無いよね?)からの言葉で2泣きっつーかあれはズルイ!(笑
ケイちゃんの気持ちと被りますが、何故だろう、アスミさんが選ばれてうれしいハズなのに、何故かアニメのOPの歌詞が頭から離れません。「それでもお前は 行くというのか 遠い空の向こうまで」

『おお振り』12巻
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俺の水谷君がまたまた活躍!イカスぜ!!そして泉君の気合いの入り方が萌える。
そして三橋君の超能力が弱点となる展開に野球の難しさを痛感。
お互いしっかり研究していて読み合いが五分なら、勝つのは地力が上のチームか、それとも読み合いに強いチームか?モモカンの超絶洞察力が今回も炸裂するのかー!?
ところで、次巻で首振らせるサインにモモカンが何か言うみたいですが、よくないことなんすかね?その辺楽しみです。因みに、江夏は変化球がカーブしか無かったので、常に首を振るように言われていたとか。

『ガンダム THE ORIGIN』19巻
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このシリーズでひたすらダメ男街道まっしぐらだったブライトがようやくかっこよくなってきました。そしてドズルはやっぱかっこいいな!
ところでモスク・ハンてこんな人でしたっけ??

『PLUTO』8巻(最終巻)
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原作を巧く浦沢作品テイストに落とし込んでいた感のある本作でしたが、最後はほぼ原作準拠という感じで、やや拍子抜けだったかも。まぁでも面白かったです。

『BILLY BAT』1巻
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そしてこれは浦沢直樹新作です。下山事件というものを私はこれを読むまで全く知らなかったのですが、Wikiを読んだだけでもなるほどこれは面白いというと不謹慎かもしれませんが、ミステリー好きなら食い付く事件ですね。しかしまだわずか60年前の実在の未解決事件を扱った漫画を描くというのは、結構勇気の要る行為なのではないかとも思ったりします。犯人(がいたとすると)まだ生きてる可能性もあるわけで・・・。怖っ!!