39話「あの微笑はもう還らない」
アンドレ「オスカル、何を泣く?何故泣くんだ?俺は、駄目なのか?」
オスカル「何を馬鹿な事を、アンドレ」
アンドレ「そうだ、そんなはずはない。全てはこれから始まるんだから。俺とお前の愛。新しい時代の夜明けも。
全てがこれからなんだ。ここで、俺が死ぬはずがない。死んでたまるか」

40話「さようならわが愛しのオスカル」
オスカル「どうした、味方の大砲の音が聞こえないぞ。撃て、砲撃を続けるんだ。バスティーユを落とすんだ。撃てアラン、撃つんだ。何をしている?」
アラン「元衛兵隊員、全員配置に付けー!!」

終わった・・・。
すげぇ面白かったです。
激動の時代の中、力強い各キャラの生き様に感動、フランス革命のほぼ全てを最後まで語りきったラストに感服。
オスカルとアンドレを敢えてこの時代の物語に投入した池田先生はすげぇと思う。

ロベスピエールとサンジェスト処刑から僅か10年後にナポレオンが皇帝に。
フランスは革命後も混迷を続けるわけですが、それでも、この時代が持つ意味は、歴史にしっかりと刻まれているわけですね。
しかし、歴史には記されないところで、ひょっとしたら、オスカルやアンドレは居たかもしれない、とか想いを馳せてみる。