いろいろ。


アニメ『ハガレン』3話「邪教の街」
原作の1話に当たるこのお話ですが、相変わらず私的『ハガレン』ベストエピソードです。この話の最後にロゼをほってくところがホンマにシブイ。ずっとこういうお話でも良かったとすら思う。

劇場版『チーム・バチスタの栄光』
先月地上波で放送していたのを視聴。TV版は尺をしっかり使って動機や各事柄の絡みを細かく描いていましたが、劇場版はちょっとその辺が物足らず。ソフトボールのシーン削ってそっちに使った方が良かったのでは。原作読むか。

『アタシんちの男子』
血が繋がっていない家族モノということでここのところ火曜21時枠はこういうトンデモ設定系が続いていますが、人間不信に陥っている兄弟達がどう心を開いていくのかという点が主題になるんでしょうか。物語全体としてのオチを何処へどう持っていくのかが楽しみではあります。

『BOSS』
警察モノで期待されてない部署が活躍するお話というと『パトレイバー』を思い出すオタな俺様ですがそれはさておき、こういうお話で必要と思われる各キャラのキャラ立てはしっかりできている印象。配役の勝利とも言えるかもしれませんが。玉鉄は丁度『天地人』で景虎が死んだ直後だったので転生したのかとちょっと笑ってしまった。『ヤッターマン』でもいい味出してたケンコバに注目したいところ。

『名探偵の掟』
推理ミステリーのお約束にいちいちツッコんだり絡んだり難癖つけたりしながら進めていくお話。東野圭吾原作ですが未読。第一話から「密室にするメリットは全く無いのに何故わざわざ密室にするのか」「探偵モノで警察が事件を解決してはいけない」などのお約束を登場人物達が理解した上で話が進んでいきます。原作は12年前のものらしいですが、当時は金田一少年もコナン君もまだ出たての頃で推理モノ人気は小説で止まっていた時代だと思いますが、今や漫画・アニメそしてゲームにおいても一大ジャンルと思われる推理モノのお約束にいちいち絡んでいく様はなかなか楽しいです。

『THE QUIZ SHOW』
隠し事を持つゲストキャラをクイズ番組に招待し、クイズを通して真実を暴き出していくお話。徐々にクイズの内容が触れられたくない事柄になっていくゲストキャラとそれを追い詰める出題者の駆け引きがミソか。昨年深夜に放映されていた30分ドラマを配役を代えてゴールデンに持ってきたということなんですが、深夜にやっていたことを全く知らず。今回のゴールデン版を観て深夜版も観てみたんですが、深夜版の片桐仁や戸次重幸の方がゴールデン版の桜井君や横山君より「胡散臭さ」度が高くいい感じのように見えました。ただ、深夜版は真実を暴かれたゲストキャラがどうなったかは描かれておらず、その辺のカタルシスはゴールデンの方が上かもしれません。
ゲストの真実を暴いていく過程で、記憶を失っている出題者が徐々に記憶を取り戻していく様も面白く。