結論から言うと、ルパン一味が消化不良な印象でした。


もっと明確に「ルパンが盗みに来るのをコナンが防ぐ」みたいなVSキッドパターンな内容で良かった気がしますが、なんでこんな話になってしまったんだろう。
話自体はコナンの物語にルパン一味が絡んでる感じなんですが、当のコナン達の物語が明らかに無理のある展開のため、違和感があったのかもしれません。つまりお話の舞台はルパンのパターンである「架空の国のお宝をルパン一味が狙っている」というものが用意されていて、そこにたまたまコナン達が絡んできた、という感じなんですが、話の作り自体はどう観てもコナンのお話にルパン一味が絡んできている(コナンの方にスポットライトが当たっているように見える)ので、違和感が拭えなかったのかなぁと。
あとはなんとなくな展開で共闘になってしまっているところとか、必然性のある物語展開に感じられなかったのも要因かなぁ。
惜しい。コナンデザインとルパンデザインが共存する画面はなかなか楽しかったので、次回作ももしあるなら頑張ってもらいたいと思います。