最後のトランザム同士の戦いが『ドラゴンボール』に見えた・・・(笑。


終わりに向けていらないキャラの在庫一掃セールが始まっておりますが、世界の革新を見届けることを夢見たリューミンさんは結局小物で終わってしまいやや残念か。そして遂に両親の仇を取ったルイスですが、思えば二人は戦場では初対面であるのにいきなり決着がついてしまうのはこれまたやや残念か。結局の所、全てリボンズの差し金で決まってしまっている感がこの残念感を産み、更に言えば「戦争物」ではない何かに見えてしまう要因なんですかね?
ブシドーもいよいよ本懐を遂げたと言うか遂げようとしているというかですが、ある種の戦争後遺症というかガンダム後遺症になっていると言っていい彼がどういう結末を迎えるのかは注目したいところでしょうか。
刹那はイノベイターになるのか?人の革新とはイノベイターになることなのか?人はイノベイターにならなければ平和を勝ち取れないのか?それともマリナ様の『分かり合える思想』が人類を救うのか?今後の展開や如何に、というところで・・・今週のテーマは「リューミンさんとネーナさん」。第一期からの古参キャラでありながら、あっさり死んでしまった彼女達に捧げます。





リューミンさんは第一期では結構人気あったよね?どんなことをしてでも世界を変革させ自分の未来を手に入れたいというリューミンさんには最後の方まで生きて自分のやり方が間違っていたことを認識するシーンが欲しかった?ネーナさんと啓治の因縁をもう少し掘り下げても良かったような・・・
ネーナさんは釘宮さん人気があったんだろうか?リューミンさんとネーナさん二人の出自には同情する部分もあるが、であればもうちょっと掘り下げても良かったのでは・・・
二人セットにしても第二期はあまり魅力を感じられないというかベタベタなヘタレキャラやったすかね・・・気分ひとつでルイスさんの親族を皆殺しにしたネーナさんはリボンズの胸三寸で死んじゃったのはある意味正しいか二人とも自己中に周りを巻き込むという点では似た者同士だったと言えるでしょうか


リューミンさんは自らは戦いに身を投じず、裏側で糸を引く、という設定は面白かったと思うし、ネーナさんも二つの因縁は面白い要素だったと思うのですが、いまいち消化不良のまま終わった印象です。しかも纏めてあっさりさようならといった展開だったので、二人のファンの方も感慨に耽られなかったのではないでしょうか。ネーナさんはルイスさんとの因縁から考えると分相応な死に方だったのかもしれませんが。