えー今更ですが『ONEOUTS』も今週から感想を書いていきます。理由はこのイカサマスタジアムシリーズが面白そうだからですが、とりあえずその前にこれまでの感想とかも含めていろいろ書きますよ。


・東亜の特殊能力
古今東西の野球漫画において、ほとんどの投手が特殊能力を持っていると言っても過言ではありません。東亜も御多分に漏れず、「相手の考えていることが分かる」「投げる寸前に回転数をコントロールできる」「驚異的な制球力」という特殊能力を持っているわけですが、これは心理戦メインでやっていくためには必須な能力だったんでしょうね。ちょっと毛色は違いますが同じく心理戦メインの『おおふり』三橋君の能力もだいたい同じですな。

・アホな選手がやたら多い
タイガース暗黒時代には実際こんなもんな感じもあったので何とも言えませんが、東亜の凄さを際立たせるためとはいえ、ちょっと野球知らな過ぎな選手が多いのも特徴と言えますかね。ジョンソンの塁間2.6秒理論の穴とかはさすがに気付けよという気がしますが。

・そして楽しみなイカサマ勝負
過去、野球漫画でイカサマ勝負といえば水島新司大先生の『ストッパー』がありますが、球場を使ってのイカサマを描いた作品は他には読んだことない気がするので、かなり楽しみにしています。