紐緒閣下って「セカイ系」の走りじゃね?(笑


Wikiによると「セカイ系」とは少年と少女の恋愛関係がそのまま世界の危機に直結するもの、とあります。代表作は個人的には『最終兵器彼女』かなと思ってますのでこの定義には異論ありません(因みに『ほしのこえ』がセカイ系と言われてるけど、新海監督作品だとむしろ『雲のむこう〜』の方がセカイ系じゃね?)。

でまぁ本題に戻りますが。
この定義で成り立つものが「セカイ系」だとすると、「主人公と紐緒閣下の恋愛が紐緒閣下の世界征服を阻止(或いは加速)した」というお話は正に「セカイ系」と言えないだろうか?

何故かは分からないが高校入学時点で既に世界征服の野望を抱いていた紐緒結奈。当初その下僕1号として見込まれた主人公。二人は日々学校や街を騒動に巻き込みつつも着実に怪しげな研究を重ね、修学旅行では地球侵略のため現れた宇宙人を撃退することに成功する。しかしずっと二人きりで過ごすうち、二人の間には主従関係以上の想いが芽生え始める。卒業を目前に控えたある日、結奈は「このまま世界征服の野望を実現すべく進み続けるか、その野望を捨て去り主人公と共に一般人の道を歩むか」を懸け、主人公に戦いを挑む。主人公操る世界征服ロボと結奈操る真・世界征服ロボとの壮絶な戦いが始まろうとしていた・・・。

何一つ脚色してないですがここから更に再構築して「セカイ系」として売り出せないものか。