雑記のような日記

謙信死亡でいよいよ越後内乱開始へというところですが、史料上に兼続の名前が出てくるのはこの辺からみたいなので、いよいよ兼続が主人公として活躍し始めるのではないかと期待。
阿部寛謙信は最初違和感ありましたが、だんだんかっこよく感じてきました。今回息子達に義を問うシーンの無欲っぷりは超萌え。しかし兼続こそが真の後継者的な発言は景虎・景勝が可哀想な気もする。
それにしても、謙信のこの大号令出陣が実現していたら、日本の歴史はどうなっていたのでしょう。信玄も謙信も、ホンマに信じられないタイミングで死んでます。「これは誰かが信長の物語を盛り上げるために作ったフィクションなんでね？」と思うくらい絶妙過ぎるタイミング。「フィクションはノンフィクションを越えられない」というのはこういうことを言うんでしょうね。

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今回のテーマは霊感商法詐欺でございました。
詐欺師の用心棒となり修羅の道に堕ちた夫を斬って欲しいと願い、共に三途の川を渡ることを希望する病死寸前の妻。泣けた。
仲睦まじい夫婦に情が入っていた渡辺さんの情を取るか仕事を取るかの立ち回りがステキ。「初枝さんの手を引いて、三途の川を渡るんだ。今度は絶対、手を離しちゃなんねぇぜ」今回の渡辺さんのかっこよさは異常。
そんなこんなで今回のマンダラートテーマは「渡辺さん」。

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ぐあ、感想書く前にビデオ消してしもた。
母が亡くなり兼続覚醒というお話でしたが、紅葉のくだりはなかなか唸らせられました。

公共事業とそれを利用した消費税で私腹を肥やす悪人達が的っつーことで今回もわりかし時事ネタかもしれません。
旗本・坊さん・材木問屋・大工の棟梁・ゴロツキ達と的もいつもより大増量で渡辺さんは二度も仕事して合計6人も斬るという大出血サービスぶり。涼次もわざわざ説法中の坊さんを殺るなど危ない橋を渡りすぎです。
というわけで今回のマンダラートテーマは「仕事人の仕事について」で。

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初音と兼続のやりとりのシーンとかの演出が謎。忍者らしく幻惑してる演出なんでしょうけど、観にくかったです。
チャンバラシーンとかの演出であった背景真っ暗でライトで演者を照らすっていう舞台っぽい演出は面白いような気はするけどスタジオですーって感じで現実に引き戻されて大河気分が失せる気も。

これぞ『必殺仕事人』という教科書のような回。
ゲストの市川亀治郎迫真の演技が立派な役人・安川新吾の無念さを際立たせてくれたと言っても過言ではなく、また悪役ゲストの石倉三郎の悪役人っぷりも良かったです。
安川の死体を前に表情だけで犯人が誰かのやりとりを見せる涼次(松岡昌宏)と渡辺さん(東山紀之)の演技も良かった。
「クソ役人を助ける、義理はねぇ」
「てめぇみてぇな欲深い役人は、質が悪いぜ」
など名台詞も残り、今シリーズこれまでで最高の回と言えるかもしれません。

信長と戦うべきかどうか悩む謙信萌えなお話ですが、これでいよいよ手取川、そして信長包囲網、果ては謙信没がすぐそこに見えて参りました。その辺で1クール目終わり？
しかしまぁ、いつも思うことですが、謙信にもうちょっとでも野心があったら、信長の天下取りはどうなっていたのか、妄想するだけでも楽しいですね。まぁ、『信長の野望』では謙信は強すぎるので、使ったこと無いんですが(笑