いろいろ。


『自殺島』2巻
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この作品のキーワードは大雑把に挙げると「自殺志願者」「サバイバル」「生きる」になると思うのですが、森先生がどの要素を真っ先に取り上げて、後からどの要素を足したのか、考えるだけでも楽しいです。「自殺志願者」に「サバイバル」させることで「生きる」ということを描こう、という順番はわりと思い付くことなのかもしれないけれど、「生きる」ということを描きたいので「自殺志願者」を使って「サバイバル」させたらいいんじゃないか?っていう順番だとそれは思い付かない気がする。もしくは思い付いてもなかなか描けるものではないのかも。「サバイバル」に興味が湧いたので描きたくなって、それにあとの二つが付いてきたとすると、それはなんだか「プロ漫画家」としての凄味を感じる。

『アスカ@未来系』2巻
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1巻の感想で「不完全燃焼な印象」と書きましたが、マサト君の投入でカッチリきた印象。そうか、足らなかったのはあの暑苦しさだったのか・・・。しかし偶然ですが『自殺島』で「食べるということ」を考えさせられた後にサメと戦ってフカヒレスープにしちゃうこの漫画を読んで「漫画って面白いなぁ」と思った。