WS003SH(B)(W-ZERO3) を触る その1 |
更新日時:2005年12月15日 |
モバイル / AIR-EDGE PHONE / WindowsMobile / Windows |
使用感なんかに関しては巷で書かれている通りかと思うので割愛(ぉ 電話機としては確かにデカイですが、話していて違和感はないっすな。 気になるのは液晶が汚れるのが心配なくらいw 感度も京ぽんや味2よりは上がってます。確実に。 ダイバ非対応ってことで多少感度が落ちるのを覚悟だったのでこれは嬉しい誤算。W-SIMの性能が良いのかな? さて、いろいろやりたい事はあるんだけど、まずは電話として最低限今までと同じように使えないとアカンでしょ、って事でデータ移行を自分でやってみました。 あと、通信環境の設定。 ついでにいくつかアプリを入れてみた。 元の機種がAH-J3003Sってことで電話帳の吸い出し。 これはJRC提供のファイル転送ツールでサクっと。 つぎにW-ZERO3に電話帳(W-ZERO3では「連絡表」)をインポートするのはどうやんのかな?と調べて見ると、どうもActiveSync4.0を使ってOutlook(not Express)から移行する必要がある模様。 Outlookなんか自マシンにインストールはされてるんすが開発用のためにしか使ってねーのでとりあえずこっちにインポートしないといけない。 しかし、CSVからのインポートツールは別途インストールしないといけないっつーことでとりあえずOutlookExpressにインポーーとしてそこからOutlookに吸い出すことに(たらいまわしかよ…)。 OutlookExpressへのCSVのインポートは問題なく完了。で、Outlookにインポートしたら…いくつか文字化け発生。おいおい、自社製品同士の連携くらいしっかり作れよMSw いくつか手動で修正し、ActiveSyncの同期を使って無事電話帳(連絡表)の移行完了。 PDAはSL-C3000しか使ったことはないんですが、こりゃすげぇ!と思ったのは連絡表とPIMとの連携。 C3000だとアドレス帳は予定表やメーラーとの連携になりますが、W-ZERO3だとここに電話機がくっついてるわけで。 全てが全て連携するのでかなりインタラクティブな感じ(どないだ)。 受け取ったメールの相手に電話、とか、その人のデータを使って予定表に書き込んだりとかetc...。大概が連携できます。 まぁ、別キャリアの高機能携帯はこのあたりは既にデフォルトなのかもしれませんが。 ここ5年ほどAIR-EDGE PHONE一本だった俺にはかなりの感動。感動携帯。 そんな感じなので中継データとなる連絡表はしっかりデータ打ち込んでおかないとなぁ、と思った次第。 Outlookでデータの手直しや追加をすればActiveSyncでそれがすぐにW-ZERO3に反映されるから打ち込みも楽でイイかも。 データ移行はこれにて終了。 お次はネットワーク設定。 これ、かなり癖ありますな。 近々(とゆーかもう出たかな?あとで確認しにいかないと…)ネットワーク設定の切り替えツールが出るらしいんですが、手動でやると相当面倒&システムの癖が出る。 今までのセンター経由&プロバイダ経由に加えて無線LANまで加わっているので混乱することこの上なしw 例えばブラウザやメーラーの接続ルート優先順位は 無線LAN>PPP となっているので(無線LANがインターネット接続設定の場合)同時に立ち上げると無線LAN経由でネットへ接続に行く模様。 なもんで、無線LAN使用時はセンターに入ってるメールは受け取れません(通知はくるけどね)。 このあたりはデフォルトゲートウェイの切り替えやルート設定のやり方がわかれば好きなルートで接続はできそうですが。今のところ設定方法わからず。 あと同じく両方接続の状態だと、無線LANを一度切断しないとPPP側が切断できないw 無線LANを一時的に停止するフライトモードってのがあるんすが、その状態も駄目。 いったん無線LANを無効にしないといけない。 実は方法あるのかもしれないが、今のところPPPの切断方法はタップしかわかりませぬ。誰かおせーて。 まぁ、PPPと無線LANの接続管理くらいは上に書いた接続ツールで出来そうですがね。 設定系でいぢったのはこんなもんだったかな? あ、あと、ブラウザ上からの位置取得はやりかたは不明。 従来の http://location.request/dummy.cgi は駄目っぽい? 無料提供の対応ツール(ちず丸だっけ?)もあるし、方法は確実にあるので、誰も聞かないようならサポートにでも連絡してみるかな…。 最後にインストールして使ってみたアプリ。 前置きなんすが、一部で話のあった「偽VGA」の件。 要するに、ちゃんとVGA対応をしていないツール類は折角W-ZERO3がVGAでもQVGAサイズをVGAサイズに単純拡大して実行されちゃうって話でして。 デフォルトブラウザであるIE Mobileがバッチリこれに該当w まぁ、IEはアップデートで修正されるだろうけどね。 で、じゃぁこっちはどうだ?ってことでお試し版の提供が開始されたMobile Opera8.5を突っ込んで実行してみたところ…おお!VGAだ。やふぅー。 もともとPCのブラウザはOperaを使ってるので特に理由がないかぎりはこっちで行こうかなという感じです。 次、サーバ管理に欠かせないTelnetクライアント。 TeraTerm for PPC は、どうもSH系じゃないと駄目みたい。残念。 で、PPC界では有名(らしい?)24termと言うのを落として来て使ってみました。 起動時になんだかウインドウサイズがどうとか文句言われて立ち上がらない。これも駄目か?と思ったのですが、GPLライセンスでソース公開されてる。 起動時のチェック関係を適当に直せば使えるかな?ってことで先日インストールしておいたVisualStudio2005のRC版でプロジェクト変換してビルド。 いくつかコンパイルエラーが出たので修正。無事ビルド完了。 で、W-ZERO3へコピって実行。特にアルゴリズムは修正せんでもあっさり動きました。 自サーバへの接続も確認。うーん、いい感じ。やっぱモバイル端末はTelnetクライアントないとね。 ソフトキーボード入力前提なのでソフトキーが常に出ていたり、ビュースタイルには対応してなかったりと多少不都合があるのでここいらは適当に修正するかな…いずれ。 今後の課題。 ・ネットワーク接続系のソリューション(接続共有とか)。 ・無線LANでのファイル共有のソリューション。 ・skype、PPC用のゲーム機エミュ、BetaPlayerあたりのアプリをてすてぃんぐ。 ・なんか開発しとく? そんな感じ。 |
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