【東京ノラピグ戦こぼれ話】
11/6(土)、遂に開催された東京ノラピグ戦。熱戦の末引き分けとなった試合の詳細はピグスポノラのスコアブックを参照いただくとして、ノラスポでは細かい話を。


・熊澤、バットを忘れる
この日3打数2安打で打率4割に乗る熊澤だったが、バットを忘れるというまさかの失態。代わりに敬愛する立浪モデルのバットで試合に臨みいい当たりを連発したがピグモンズ内野陣の好守に阻まれ3-0に終わり、首位打者はほぼ絶望的となった。翌日からシアトル出張へ行くため13日の今季最終戦は出場できず、熊澤の2010年はこれで終了となる見込みだ。

・太田、曖昧サインが坪井の失投へ繋がる
四回裏、無死一二塁。変化球に全くタイミングが合っていなかったピグモンズ・エビちゃんに投じた速球は内へ入り反撃の狼煙となる2点タイムリーツーベースに。エース坪井をリードした太田は「ストレートかカーブか迷ってサインが曖昧になってしまった。最終的にカーブを要求したつもりだったが意思疎通できたか不安だった。そのまま試合続行してしまった自分の責任」と反省の弁。その後パスボールで同点にしてしまうなど守りではミスが続き、試合後は呑んだくれた。

・なっち、3安打4打点で打撃タイトル3つほぼ確実に
五番に座ったなっちが3安打4打点とクリーンナップの仕事を充分に果たした。これで首位打者、最多安打、打点王の獲得はほぼ確定。しかしピッチングでは珍しく制球を乱し同点に追い付かれてしまい「永川みたいだった」と悔しがった。

・佐竹、テギュンパワーで上昇中
この日3打数1安打1打点(ベンチの指示ミスが無ければもう1打点あった)だった佐竹は近々の出場三試合で9打数3安打3打点と上昇気流に乗っている。敬愛する千葉ロッテマリーンズのキム・テギュンも日本シリーズ終盤に活躍。「テギュンから力をもらった」と笑顔だった。

・橋本、石橋、二人のみで審判回す
石橋、橋本の多聞東中学校コンビは二人で合計五度のチャンスを迎えたが打点は橋本の投ゴロ間の1点のみ。チャンスを潰しまくった二人で六回の審判を三回ずつ分け合った。石橋は「二打席目のセンターフライはバットの根元であそこまで行ったので調子は上向き」と前向きなコメント。五回裏のピグモンズ・吉武の打球処理については「諦めるのが早すぎて追い方が中途半端になってその結果バウンド処理までミスった」と反省した。橋本は「自分が打っていればもう少し楽な試合になったと思う」と反省のコメント。またピグモンズ・空久保の同点打については「やや反応が遅れた。回り込もうという姿勢があれば捕れた気もする。バウンドも合わなかった」など何が本当の原因なのかよく分からないコメント。ビデオで確認すると前のピグモンズ・太田の打球の影響かやや守備位置が一塁寄りにシフトしており「シフトミスではないか」との意見も出ている。