ノラキャッツのみんなに、ぜひ目を通して頂きたいサイトがあります。

「くまの穴」〜草審判への道〜


昨日、所属している私設リーグのオールスター戦というお祭りに参加してきました。選手としても、6回からなぜか初めてライトで出場させてもらったのですが(笑)それ以上に印象に残った初体験としては、5回まで1塁塁審をやらせて頂いたことでした。

おもしろかった〜!フェア/ファールの判定やハーフスイングの判定、ギリギリのゲッツーの緊張するアウト/セーフのジャッジ、責任重大だったけどとてもいい経験をさせてもらいました。

もちろん、不安もありました。このプレーのジャッジはどこで見ればいいんだっけ?立ち位置どのへんだっけ?など必死でプロ野球の審判を思い出しながら、「それらしく」できるよう、努めました。

普段、攻撃側審判で主審をやる時も、楽しいけれど緊張します。細かいルールの適用や、迅速完璧なジャッジができればそれに越したことはありませんが、そこは野球未経験者。ストライク/ボールの判定だけでもなかなか難しいものです。たくさん経験するしかない、と言われそうですが、それにしても草野球界には、ジェスチャーのない人、紛らわしいジャッジをする人、コールの声が小さすぎる人、プレーに関係なく立ち位置を変えない人など、色んな人がいます。私も最初の頃はそういった姿を数多く見るにつけ「草野球で元気にストラーイク!」なんてダサいいのか?とか思ってしまい、ややだらけた高校生ぐらいのダルさ(わかる?笑)でちょうど良いのかなとさえ思っていました。

しかし、キャッチャーをやるようになって、色んな審判を背中に背負うようになって、その考えは180度変わりました。草野球と言ったって、スポーツの審判なんです。わかりやすいコール、みんなに伝わるジェスチャーがいいに決まってます。ボールカウントを、場面場面でピッとバッテリーに教えてくれる審判は本当に貴重でありがたい存在です。たいていは、聞けば教えてくれる、がいいところです。また、昨日ライトを守ってみてわかりましたが、斜めでしかも遠くで見ているとジェスチャーやコールが不明瞭だと全然わからず、カウントもへったくれもありませんでした。それこそ、ただ飛んでくる球に反応するだけ。状況やカウントによって、位置取りを変えたりするのは外野手の醍醐味の1つだというのに。。。

閑話休題。。。草野球選手として、今僕自身最大のテーマは、精神修養です。何事にもイラつかず、常に冷静にプレーできるようになりたい。。。その最大の壁が、相手チームの出してくるやる気のなさそうな「攻撃側審判」です。最近の僕は、この「攻撃側審判」なるものに、ずーっとイライライライラしながら野球をやってしまっています。

よくないことなのはわかっています。エンジョイ・ベースボールにおいて、彼岸の存在である相手審判にイラついてもなんの意味もありません。しかしこれがなかなか抑えられない。これは今までの人生にも起因しているでしょう。20数年間ずっと見てきたプロ野球でも、試合中一度も審判に文句を言わずに見れた試合なんて、数えるぐらいしかないような気さえします。もはや、審判の(特に無気力、下手、不誠実)な姿に苛立ちを覚える精神回路になってしまっているんだと思います。

しかし!草野球で、色んなチームと対戦していくうえで、そんな審判に出会うたびにイラついていたら、とても持ちません。チームメイトの皆にも迷惑をかけるし、第一楽しくありません。どんなクソ審判に当たっても、「運が悪かった」と割り切り、常にベストパフォーマンスを発揮できるよう、訓練していくべきなんだと思います。今オフは、メンタル強化の修行も取り入れていこうと思っています。

そこで、長くなりましたが、愛するチームメイトの皆様にお願いがあります。ぜひ、上記サイトに一度目を通して頂き、草野球審判、特に攻撃側審判のあるべき姿、ノラキャッツとして、相手ではなく自チームの審判レベル向上のためにできそうなことなど、考える機会を持って頂き、ご意見、ご感想など頂戴できればと思います。

駄文・長文大変失礼しました。