ときめき2DSV感想

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うーむ、予想通りといっちゃあなんなんですが、やはり『1』のドラマシリーズ程の 感動はなかったですねぇ。理由はいろいろ考えられるんですが。 まず、「本編とのリンクに重きを置いた」こと。 おかげで、本編に縛られて、あまりたいしたことが出来なかったように思えます。 『1』のドラマシリーズはかなりやりたいようにやっていらしたように思います。 『ときめきメモリアル』であって『ときめきメモリアル』でない、そんな感じでした。 「さすがKCEJ、さすが小島組」と唸らされました。 『2』のドラマシリーズは、本編との繋がりを重視、KCET自らが作ることになった 結果、『ときめきメモリアル』以上でも以下でもない、「そのまんまやん」という 内容になってしまったように感じます。閣下をオチに使う辺り、まさにその真骨頂と 言えます。それはそれでいいんですが…。やっぱそれなりの感動は欲しいっす…。
次に考えられる理由は、「主人公にはなんの悩みもない」ことです。 本編とリンクしようとしているのだから、当然「主人公=プレイヤー」という図式も より色濃くなり、その結果、『1』のドラマシリーズの主人公にあったような、 様々な設定が無くなっています。『2』のドラマシリーズの主人公は 「なかなかレギュラーになれずに悩むサッカー部員」でもなければ 「なかなか満足のいく音楽が作れない音楽家」でもありません。 当り触りの無い「フツーのへーぼんなキャラ」です(確かにそのほうが僕は 「こいつはオレ!!」と思いやすいんですが…)。 そして、『1』のドラマシリーズのヒロインは 「悩む主人公を助けるために現れた女神様」だったのですが…そう、『2』は主人公と ヒロインの立場が『1』と逆転しているんですね。 「ヒロイン達に主人公が手を差し伸べる」、そんな話になってしまっています。 僕が、怒って帰った後の花桜梨さんや、真帆っち、舞佳さんを頼もしく思えたのは、 このキャラ達が「主人公を助ける立場」に立っていたからだと思います。
他に考えられる理由は、「本編ですでにそれなりにいいシナリオになっていた」ことが あると思います。1年の夏の時点で花桜梨さんを使って本編三年間の花桜梨さんの シナリオ以上のものを作れるわけがありません。残念ですが、キャラ選択をミスり ましたね、コナミさん。
ま、そんなこんなで次は頑張って下さい。続きましてキャラ別感想です。

寿 美幸
ゆっきーでも落ち込みます
益々バカっぷりに磨きがかかって面白かったです。 「枕を長くして〜」のくだりは、「う〜む」と唸らされました。 不幸にめげずに頑張る姿は、相変わらず僕に感動を与えてくれますが、 それゆえにめげそうになってるところは見たくなかった…というのはウソです。 ウソなんですが、その部分がやたら強く押し出されていたような気がして、 「主人公がゆっきーを助けている」という感じが凄く強かったです。 出来れば「不幸にめげずに頑張るゆっきーを見て主人公も頑張ろうと思う」感じを もっと出して欲しかったです。

白雪姉妹
おもろすぎ
このコンビはホンマにおもろかった。終始笑いっぱなし。 真帆ちゃんはともかく、美帆ちゃんもかなりのおもろさでした。 やはり二人は双子ですね。本編じゃあ気づくのに結構時間掛かったすけど、 これじゃあ速攻で気づいてしまいますがな。 二重人格どころの差ではなかったでござる。 美帆ちゃんは相変わらず自分を蔑んで後ろ向きで 妖精さん見ちゃったりしてますが、真帆ちゃんはかっこよすぎです。 サイコーです。『わかってよ』、かっこいいっす。 美帆ちゃんもよく頑張ったね。 いや、頑張ったのはプレイヤー、つうかオレか。

八重 花桜梨
お姉さんぽい強さと後ろ向きな弱さ、絶妙のコンビネーション
相変わらず素晴らしい完成度を誇ってます、花桜梨さん。 夜の公園でブランコに乗るなんて、破壊力絶大すぎます。 ランニングから帰ってきた時も、眩し過ぎます。 落ちついた感じが、相変わらず「お姉さん」ぽくてたまりません。 そして、その中から漂う淋しげな雰囲気…サイコーです。 コスプレもエッチくてたまんねーっす。肩と鎖骨と太ももと…しかも黒のボディコンスーツ… 反則なりー!!「お持ち帰りするぞコラァ!?」てカンジです。 花桜梨さん破竹の快進撃はまだまだ続くのかー!? しかし、やっぱこの時点で花桜梨さんをメイン起用するのはもったいないような…。 続編で「サブキャラなのに話が一番いい」という事態が発生しないことを願います。

赤井 ほむら
新発見
今まであんまし意識してなかったんですが…ほむらっちってポニーテール姿が 結構あるんですね…。ポニーテールでの浴衣姿にドギマギしてしまいました…。 大発見です。かなりメロメロです。もともと最初に落としたキャラなので、 それなりに想い入れはあったんですが。でも、ほむらメインの話って… 2年なのか3年なのか…なにが舞台なのか…どういう話になるのか…想像できん…。 ああ、そういやほむらっちは茜ちゃんのお兄さんをよく御存知なんですね。 二人が一緒に飲み食いしてるシーン、想像すると笑えます。

朝日奈 夕子
感動
まごうことなく、朝日奈さんがそこにいました。 姿形、べしゃり、曲、全てが朝日奈さんでした。 主人公と他人行儀に会話する朝日奈さんがちょっと新鮮だったり。 まあ、他人だから当たり前なんですが。 おかげでちょっと大人っぽい朝日奈さんを見れたような気がします。 実際にDDRしよるゲーム画面を見たかったですが。

伊集院 メイ&紐緒 結奈
夢のジョイント
いやあ、遂にやってしまいましたね…伊集院の財力と紐緒の科学力…とりあえず、 本当の出番を待っています。メイちゃんメインの話にはきっと閣下が深く関わってくださる ことでしょう。閣下、久しぶりに見た新しい貴方様は相変わらずかっこよかったです。 メイちゃんの言うとおり、どんなことでも閣下が言うと説得力があります。 それもまた閣下が持つ力なのです。オーラです。コスモです。 今後も頑張って下さい。

一文字 茜
相変わらずかわいいです
しゃべり方、声のかわいさに磨きがかかったような気がします。 僕のツボを突いて離しません。シナリオそのものはどうってこたあないもんでしたが…。 割烹着姿も相変わらず「お持ち帰りしたい度」高いです。 しかし、茜ちゃんの力を活かせる部活ってなんなんでしょうな? やっぱ格闘技ですか?茜ちゃんメインの話はそういう方向ですか? ところで、あのゴリラはやっぱ…。

九段下 舞佳(まえか)
舞佳ウルトラ・ターボ・ニュースペーパースペシャル1.5・オ〜ン!!
実は今回、一番感動したのは舞佳さんのお話です。 中央公園での舞佳さんとのお話、これの内容にいたく感動いたしました。 「この街が好きだけど、いつかはこの街を出る。そして他の街も見てみないと、この街の良さは分からない」 素晴らしいです。それと、「一期一会」の考え。これも素晴らしいです。 でも、「舞佳ウルトラ・ターボ・ニュースペーパースペシャル1.5・オ〜ン!!」は、 それこそまるっきり『逮捕しちゃうぞ』夏実と同じです。 いや、別にそれでも全然かまわないんですが。

佐倉 楓子
地味…
うーむ、相変わらず「地味キャラ」なんすよねぇ…。 なんでだろう?悪くないんだけど、かといって大した感想もない。 かわいいんすけどね…。やはり「ヤヤウケ」ですね…。 次回作は修学旅行舞台で楓子ちゃんはヒロイン、というのは間違いない、と 読んでいるんですが…なんにせよ、挽回に期待。

陽ノ下 光(ひのもと ひかり)
哲の中では「現代の二大ヒロイン」の一人
相変わらず、プレイヤーに「裏切る事を許さない」キャラですね。 光ちゃんの誘いを断る時はすんごく心が痛みます。 反則です。今や『藍より青し』の葵ちゃんと並ぶ 二大ヒロインだと思います。 どちらも純粋で、素直で、人間できまくりで…最強です。 今作も、いちいち表情がかわいいですね。 琴子ちゃんとの三角関係は、ラストで描かれるのかな…?

水無月 琴子
怖いっす
怖さに磨きがかかりましたねぇ…。いや、一年の夏休みではこんなもんでしたかね? なんかもう、ひたすら怖さつうか凄みつうか、そのへんを追求していたように思います。 まあ、それでもぜんぜんかまへんのですが。匠とデートしてたのは…めっちゃ気になるけど 気にしないことにします。とりあえず、一言言っておくと、 「匠には絶対渡さねぇ!!オレが許さん!!純ならOK!!」ということです。 光ちゃんとの三角関係は、この夏から始まった…のか!?

続編予想
『Vol.2』は二年生になってるでしょうから、やっぱ二年生最大のイベント、 修学旅行をメイン舞台にシナリオ展開すると思うんですが…。 となると、ヒロインは楓子ちゃんは確定ですね。 で、沖縄で片桐さん出現も確定。北海道で紐緒閣下も確定。 他のヒロインは…むむむ…わからん…『Vol.3』の舞台もちょっと予想しにくいし…。 ま、待ちましょうか。