サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜 2012年公演 |
更新日時:2012年11月05日 |
舞台 / 戸松遥 |
東京公演 日付:2012年10月18日〜28日 場所:青山円形劇場 福岡公演 日付:2012年11月04日 場所:黒崎ひびしんホール 出演 ドンウク:駒田一 ドンヒョン:佐々木善英 ユ・ミリ:戸松遥 お察しの通り、当初は戸松遥さん初舞台と言うことで観劇しにいったわけですが…いやぁ、こんなにハマるとは。 もともと演劇はそこそこ見ていたし、ミュージカルも何回もと言うわけではないですが見たことはあったのですが、やはり青山円形劇場の力が大きかった気がします。 300席ほどの小さい劇場で舞台を360度客席で囲んでのお客さん参加型舞台、そして主演陣に我らが戸松遥(笑)がいるとなればそりゃハマるよねって感じでした。 自分が観劇させていただいたのは東京全16公演のうち8公演(平日は初公演と次の木曜の夜の部2公演、土日は21日の昼の部以外の全て)。 そして福岡公演の夜の部。 全体のちょうど半分観に行かせていただきました。 先にも書いた通り、当初は戸松さん目当てだったわけですが、駒田さんのパワフルな歌声とベテランらしいお客いじりのうまさ(笑)、ヒデくんの若いながらもパワフルな歌声とキレのある動きもどんどん癖になって行きました。 カーテンコールの時に戸松さんが言う言葉が結構同じで(笑)「同じお話を演じていても毎回毎回違う舞台みたいです」ってなことを言うんですが、何回も行くうちのその意味が凄くわかった気がします。 以下、覚えてる限りで公演ごとに違った出来ごとを。 まぁ厳密にいえば同じとこなんて一か所もないわけですが…(笑) ドンウクがドンヒョンの曲のメロディーを口ずさんでミリに教える時にミリがノリノリになって踊る場面の踊り。 ここは完全に毎回はるちゃんのアドリブっぽかったですw あと、それに対する駒田さんの突っ込みも。 東京 18日 オタ芸風→「こっちが恥ずかしくなるよ」 20日昼 オタ芸風 20日夜 どじょうすくい風 21日夜 その場ジャンプ→「どこにゼンマイついてるの?」 25日夜 アヒル風(クェックェ的な)→「ご両親心配するよ?」 27日昼 その場ジャンプ大暴れ→「良い病院紹介するよ?」 27日夜 いろいろな踊り→「無理しなくていいよ…」 28日 その場ジャンプからアヒル風など複合大暴れ→「やりきったね…」 福岡夜 その場ジャンプから暴れ→「それ、踊りって言わない」 微妙なアドリブ ドンヒョンが服を着替える時のミリの台詞「背中からヒモが出てる!」 アクシデント 台本になかったであろうアクシデントたちw ・葉書なくなる 大事な葉書が行方不明。たぶんドンヒョンが投げた時にどこかの隙間に。 「葉書からいろんなことを読むんだ」で駒田さん若干台詞飛び気味。 ルーチン乱されると駒田さんほどのベテランでも辛いんですな(笑) ・段ボール破壊 焦ったミリが持ち物に何かないか探すシーンで段ボールにズボっと飛び込む時そのままデングリ返ってはるちゃん落下(結構危なかった)。 そして段ボールビリビリ(笑) まぁ、はるちゃんのその日のブログの話だと大なり小なり結構毎回破壊されてるらしいw ・ピアノの音出ない 一番のアクシデントだったかも。 電子ピアノなんで主電源が抜けてたっぽい感じかな? それでもちゃんと間を持たせた駒田さんとはるちゃんは凄いと思った。 スペシャルカーテンコール 覚えてるだけで5回のスペシャルカーテンコールに立ち会えました。 もうひとつくらいあったっけな…思いだせないw 「自分の誕生日」と言うことで出てきて、一緒に来ている肉親や友達へサプライズ告白すると言うのが多かったです。 ・親友へのメッセージ 一緒にイベント廻ってるはるちゃんファンの大学生くらいかな?の友達へのメッセージ。 良いお話でした。 ・姉への感謝のメッセージ お姉さんへの日頃の感謝の気持ちを込めたメッセージ。 結構お年を召した感じの姉妹で、妹さんがヒデくんファン、お姉さんが駒田さんだとかw ・両親への感謝のメッセージ 自分の誕生日に自分を生んでくれた両親への感謝のメッセージ。 マジでこれにはジーンときました。 この舞台に上がった方とはその後いろいろあったんですが…詳しくはツイッタ参照でw ・恋人へのセミプロポーズ 千秋楽ひとつ前にきて一番盛り上がったスペシャルカーテンコールだったかも。 土曜の夜の部ってこともあったんでしょうが大喝采でした。 幸せになってくれるといいなぁ。 ・自分の誕生日 最後の最後でヒデくんファンの女の子が自分を祝ってくれよとストレートなお願いw ハッピーバースデーをピアノで弾いてもらって写真を撮ってもらって、一生忘れられない誕生日ですね。 最後に全体の感想など。 ストーリーとしては特に新しさもなく、もっと言うと13年前の韓国の作品ですからむしろ古さすら感じるありふれた物語です。 しかし、物語を面白く見せるためにはいかに普遍的な面白さを丁寧に見せるかが大切かと言うことを改めて感じた舞台でした。 円形劇場と言う特殊な舞台を巧みに利用した演出や飽きさせないための役者さんの配慮、本当に毎回毎回違った楽しさがありました。 前の舞台を見ていないのでわかりませんが、細かいところで設定を現代風にアレンジしていたりするんだと思います。 はるちゃんに対する駒田さんの台詞「おたく、声優さん?」とかは確実に今回の台詞でしょうし、「悩殺ウエディング.com」って呼称とかきっと日本版からですよね? この会社名だけでも笑えるのにキャッチコピーの「ぎこちない初夜の雰囲気を人も羨むムードに盛り上げる『悩殺ウエディング.com』」をはるちゃんが言った時のヌケた感はたまりませんでしたw でもやはり自分のなかでの一番のハマりポイントは役者さんたちの魅力だったかと思います。 駒田さんのパワフルな歌はここしばらく脳内リピートしてたくらいだし、ヒデくんはほんとうにカッコイイ…自分もあんなルックスに生まれられてれば…w あと歌も踊りもビックリしましたがピアノまでこなしちゃうとは…神はどんだけ不公平なんだw あともうひとつ驚いたのがはるちゃんの対応力の高さ。 何回も見ていると先に書いたようにこりゃアクシデントだなってわかるようなことが起こるんですが何があっても全く動じずアドリブでこなしてしまうのにはほんと驚きました。 もう芸歴もそこそこなのでなんだか当然のような気もしてましたが冷静に考えるとまだ22歳なんですよね…改めて彼女のポテンシャルの高さを感じました。 東京千秋楽のカーテンコールの時の彼女の涙には貰い泣きするしかなかったですわ…ほんと。 違ったキャスティングでこの舞台を見たらきっとまた違ったおもしろさがあるんだろうなぁ…と思うところもありますが、やはりまた今回のキャストで是非再演して欲しいです。 そのためにも現在、閉館の危機にある「こどもの城、青山劇場、青山円形劇場」を救わないと! と言うわけでみなさんも是非存続のご署名を! こどもの城、青山劇場、青山円形劇場の存続を求めます! 本当に良い劇場です。 あんな至近距離で役者さんの演技や歌を見聞きできるとこはなかなかないと思います。 アレに比べたらライブ会場の最前なんて…って思っちゃうくらいに(いやライブ最前は常に欲しいけどw)。 そんなわけで署名まだのかたは是非ご協力お願いします。 何か良いものを見つけたらそこから趣味を広げるのが自分の人生の楽しみ方だったりするので、これを機に駒田さんやヒデくんの舞台にも行ってみようかとかたくらんでたりします。 サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛〜、良い舞台に出会えて本当に幸せでした。 |
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