目次:
・ノラキャッツ、なリーグ開幕連敗
・吉永総監督、得意の空久保に3安打され調子崩す
・首脳陣選抜総選挙開催へ?
・「元祖」FYTNの活動復活へ?


【ノラキャッツ、なリーグ開幕連敗】
ノラキャッツは6/30(土)に開催された東京ピグモンズ戦(なのはなリーグ1回戦)に2-10と完敗を喫し、なのはなリーグ開幕2連敗、今季通算でも開幕から3連敗となった。
「伝統の一戦」で初めての大敗となり、ノラキャッツナインは一同に「練習不足」と嘆いた。
確かに6月唯一の練習となった23(土)は僅か出席二人、5月も5(土)19(土)と二度練習があったもののどちらも出席は二人とチーム全体の練習不足は明白だ。
更に試合の雨天中止が相次ぎ6月で未だ今季3試合のみと実戦不足が細かいところでの判断ミスを呼び追い打ちをかけている。
この日も二塁手橋本が二回表一死満塁から併殺が取れる場面で封殺1つのみに留めてしまい、その後二死から2本のテキサスヒットで計4失点するなど歯車を狂わせた。橋本は「もうニアベースってことしか頭に無くて・・・」と悔しがった。
打線もピグモンズ空久保の好リードの前に坪井、なっち、太田ら好打者が沈黙するなど完敗。
前向きな材料は大森(時)が今季「初運動」で3打数3安打、四番サード佐竹が3打数2安打1打点と気を吐き、「調整登板」した坪井、なっちが無失点で切り抜けたことくらいか。
今月21日にはピグモンズとのなリーグ二回戦が待っている。7日の練習、14日の練習試合としっかり調整し、リベンジ戦に臨みたいところだ。
今季は各チーム全8試合から6試合となるのが濃厚のなリーグにおいて3敗目を喫することはそのままシーズン終了を意味すると言ってよく、最早負けは許されない。

【吉永総監督、得意の空久保に3安打され調子崩す】
吉永総監督は6/30(土)のピグモンズ戦(なのはなリーグ1回戦)に先発したが、9安打10失点(自責点7)と散々の内容に終わった。
野手のミスやテキサスヒットが続くなど不運が重なったが、本人は「全体的に球が高かった。外のスライダーも全然決まらず、投げる球が無かった。野球道に対する慢心があった」と調整不足を認めた。
自身これがピグモンズ戦初黒星となり「西より先に東のピグモンズに負けてしまい、これで西もまた盛り上がる。あじさいリーグも戦い難くなる」と西への影響も気にしていた。
「来年はちゃんと調整して、リベンジしたいです」と再度、東京ピグモンズ戦への登板を志願し、帰路についた。

【首脳陣選抜総選挙開催へ?】
昨季上京時にも吉永総監督が口にした総選挙開催案が、今季も改めて浮上した。
ノラキャッツは東西共に人数不足に陥っており新人確保が急務であり、またそれによる世代交代の時期も近付いている。
チームとして新たな船出の時期が近付いてきていると言え、改めて総監督と監督及びキャプテンを投票で選出する案が浮上した。
しかし、投票券をAKB48同様何かの商品に添付する形にするのかなど、詳細は決まっておらず、「既に代表選挙を実施しているピグモンズさんを参考にしたい」とある関係者は語っている。

【「元祖」FYTNの活動復活へ?】
かつて「阪神タイガースが優勝するためにはどうすればいいのか、他球団ファンから勉強する会」として発足した「FYTN」。2003年のタイガース優勝後、その活動は開催されておらず今やノラキャッツのチーム冠名としてその名を残すのみだが、昨今のタイガース低迷を受け、活動を再開するべきではないかとの声があがった。
ノラキャッツ総監督の吉永は「昨今のタイガース低迷の原因はFYTN創世記メンバーのタイガース熱が冷めてるからではないか?」と指摘。
創世記メンバーの一人である橋本は「二度優勝を経験して、勝てるチームというものがどういうものなのか分かってしまった。昨年4位だったのにメンバー入れ替え無しなんやから、上位浮上の夢を見ることができないのは当然」とタイガースのチーム状況がファンに希望を持たせてくれないと指摘した。
間違いなく暗黒時代の扉が開きつつあるタイガースを救うため、再びFYTNが立ち上がる時が来るのか?