目次:
・関東ノラピグ戦第4R
・橋本、策士策に溺れる
・大森(時)「もう外野は無理」
・吉永総監督、関東のキーマンに佐竹を指名
・吉永総監督、「来季はノラ総選挙で総監督を決める」と発言


【関東ノラピグ戦第4R】
7/16(土)に伝統のノラピグ戦in関東の第4Rが行われた。
試合は序盤から取っては取られの大接戦に。ノラキャッツは二回表に三連打などで5点を先制するも、その裏ピグモンズは沼本のツーランで追い上げ、その後小刻みに加点するノラキャッツに対して四回裏に再びピグモンズ沼本がスリーランで追い上げるという白熱した試合となった。
しかし時間上最終回と予想され8-6で迎えた六回表、石橋関東管領が右中間にタイムリーツーベースを放ち、勝負あり。
関東初出場となった吉永総監督は2被弾したものの4回を投げ自責点2とさすがの投球。受けた橋本は「久々に総監督の球を受けましたが、相変わらず制球が素晴らしかった。追い込んでからのスライダーの精度は感動するレベル」と絶賛した。

【橋本、策士策に溺れる】
この日スタメンマスクで臨んだ橋本はピグモンズの今季打撃成績を分析し「太田選手以外は基本的にはセンターから逆方向」であることを逆手にとって「全て外角で勝負して素直に流し打ってもらおうと思った」と徹底した「外スラ山田リード」を展開。
しかし結果的には「中でも特に流し打ちが巧い二人」と警戒していた沼本に2ホーマー、村津にセーフティバントを決められるなどいまひとつでエース坪井からは「策士策に溺れるとはまさにこのこと」と突っ込まれていた。

【大森(時)「もう外野は無理」】
ピグモンズ沼本のランニングホームランについて吉永総監督は「2本目は大森(時)なら捕ってくれると思ったが・・・」と大森(時)の守備の不味さを指摘。
石橋関東管領も「昔(の体型)なら捕ってくれたと思うねんけど」と両監督から槍玉にあげられた大森(時)は「もう外野は無理」とうなだれた。

【吉永総監督、関東のキーマンに佐竹を指名】
吉永総監督は試合後、「今日関東の試合に参加して分かった。関東のキーマンは佐竹やね。彼の活躍がそのままチームの躍進に繋がる。是非頑張ってもらいたい」と佐竹にエールを送った。
吉永総監督はこれまでも坪井のサード起用、投手起用、延命寺の捕手起用、神門のムードメーカー指名など選手の起用法、役割指名で多くのヒット作を生み出し「魔術師」の異名を持つ。
その総監督からキーマンに指名された佐竹は「草野球というか野球そのものを始めてまだ二年。経験が一番浅い自分のレベルが上がることでチーム全体の力が底上げされるハズ」と語った。
先週の試合では今までならショートに任せていた打球を進んで処理。打撃は結果は出ていないもののここ数試合で逆方向に強い打球が出始めており、昨季同様シーズン後半に打撃が向上する雰囲気が出てきた。
ノラキャッツ発足時に未経験者の多いメンバー構成について山口が「だからこそ伸びしろがある」と語ったが、佐竹もまたそういう点ではのびしろ充分。総監督の期待に応えるべく、決意の丸刈りでグラウンドへ臨む。

【吉永総監督、「来季はノラ総選挙で総監督を決める」と発言】
吉永総監督が「来季はノラ総選挙でセンター・・・ではなくて総監督を決める」と発言したことについて、球団内で波紋が広がっている。
ある関係者は「最近ハマってるAKB48の似をしたいだけなのでは?」といまひとつ腑に落ちていない様子だが、別の関係者は「ピグモンズさんも代表選をされているので、ありと言えばあり」と肯定する発言をしており、予断を許さぬ状況となっている。
果たして吉永と石橋でセンターもとい総監督の座を争い、お互いを讃え合うなど興味がない人からはどうでもいい光景が展開されるのか!?
私を嫌いになっても良いから、ノラキャッツを好きでいてください!!