【ノラ東、真夏の太陽の下で猛特訓】
ノラキャッツ東日本は本誌既報の通り8/7(土)に四時間練習を行った。


通常ノック、走者を置いてのノック、バッテリー練習を兼ねたフリーバッティング等を行い、精力的に汗を流した。
なっちはフリーバッティングで広角に打ち分け、相変わらずの好調ぶりを伺わせた。杉原もセンター返しを連発し、上昇気配。石橋は何かを試していた様子だったが、報道陣にその内容を明かさず球場を後にした。寺岡は外野ノックに参加し、無難に飛球を捕球。「起用の幅が広がっていい」と関係者からは笑みがこぼれた。

懸案のバッテリー育成は佐竹、熊澤が投球練習を実施。佐竹は相変わらずストライクを投げ込むスキルを見せ、関係者の一人は「対戦相手次第だが、1イニングならすぐにでも登板させてみたい」とコメント。熊澤は「掴んだ」と自らコメントした通り、いつもより纏まった制球を披露。投球を受けた橋本は「今日は逆玉も少なくて、良かったんじゃないですか。これなら少なくとも四球で自滅ということは無い」と一定の評価を与えた。しかしフリーバッティングでは痛打される場面も目立ち、今後はストライクを投げるだけではない、本当の投球が求められそうだ。
橋本は練習開始直後の連続内野ノックで「視界の端が暗くなって・・・」といきなり軽い熱中症に襲われる等スタートで躓き、捕手練習を兼ねて行ったフリーバッティングの終盤はスタミナ切れでミットが全くボールに付いて行かないなどスタミナ面で大きな課題を残した。「管領から『ボールは追いかけずに最初から着弾点で待っておかないと』とアドバイスされて、それを意識しながら練習していたんですが、終盤はもう気がついたらボールが来ていて・・・そういえば気がついたらタイガースが四連敗しててもう何がなにやら・・・」と消え入りそうな声でコメント。走者を置いたノックでは緊急的に遊撃手のポジションにつくも判断ミスを連発し、「アレでは複数ポジションで使うなど無理」と関係者からはバッサリ斬り捨てられた。

14(土)も四時間練習が予定されており、チームは熊澤・橋本の「久々に二週連続で練習に参加できそうな急造バッテリー」を重点的に強化したい考えだ。