【関東管領、投手育成の必要性に言及】
先日の二日連戦でバッテリー不足を露呈した関東ノラキャッツの関東管領こと石橋監督は、26日の朝、記者団の前で「投手育成が急務である」とコメントした。


野球の試合をするために何よりも必要なのが投手と捕手だ。かつて阪神タイガースの江夏豊が「野球は一人でできる」と言っていたが、投手と捕手がいれば何とかなるものだ。
2004年のチーム立ち上げ当初からバッテリー不足のため試合をなかなか組めなかったノラキャッツ現総監督(当時は支部が無かったため監督)の吉永は、投手と捕手の育成に着手。坪井をエースに、延命寺を正捕手に育て上げた。
一方、関東ノラキャッツでも地肩の強い熊澤を投手、野球オタクの橋本を捕手として育成を開始したが、両者共に外国人選手ばりの「家庭の事情」で出席率が激減。「西でずっとレギュラーを張っていたというから期待していたが、これでは使い難い。スカウトの調査不足じゃないか。昨年末にアッチソンが年俸が下がるの覚悟でアメリカへ帰ってしまったことを思い出す。オールドファンにはやはりバースの一件かな。ドラゴンズでもバンスローっていう選手が(以下略」と一部では早くもスカウト批判なんだか昔の外国人助っ人を懐かしみたいだけなのかよく分からない状況にまで発展しつつある。ならば出席率の高い選手から候補を見つけようと、最近では若手ホープで左のエース大森(時)を兄に持つ大森(瑞)や、育成から這い上がってきた佐竹ら地肩の強い二人に熱視線が向けられているが、まだ実戦での起用には至っていない。「二人共これから。ミズオは先発完投を目指せる素材だし、佐竹は投手も捕手もどちらでも素材としては十分。今後練習で適正を見極めていきたい」と球団関係者の一人は言う。「バッテリーで主力を張ってる選手は基本能力が高い人が多い。つまり彼らは他のポジションでも素晴らしい結果を出してくれる。彼らをそういったところでも使えるように、短いイニングでも他の選手がバッテリーをできるようになってくれれば、バリエーションが増える」とは別の関係者。今季目標試合数を昨季からの倍増「16」と定める関東ノラキャッツだが、そこまであと5試合とペース的には目標達成できそう。しかしエース坪井が夏一杯は戦線離脱、オールラウンダーの稲森が9月から出席が難しくなる見込みで、大森(時)の復帰宣言はあったものの、しばらくはなっち、太田ら残りの主力バッテリーへの負担が大きくなることが予想され、彼らの負担を軽減する意味でも、控えバッテリーの育成は急務と言える。

先日の二日連戦後に「正捕手・太田とピグモンズ正捕手・ソラクボとのトレード」が取り沙汰されるなど、話題に事欠かない関東ノラキャッツバッテリー問題は、まだしばらく続きそうだ。

関東管領の話
「ピグモンズさんのおかげで人数は確保できるようになった。しかし投手がいないでは試合ができない。投手の育成は急務だ。ところで東京メトロに乗ってもなかなか浴衣を着たガッキーを見掛けないのは何故か。あの広告を誇大広告で訴えてもいいか?」

【ノラのソナタ】
まず解説しておかねばなるまい。このコーナーはサンスポの「虎のソナタ」という編集部日記的なコーナーのパクリだということを知らないと、全く意味が分からないということを。
ノラキャッツのフードファイターとして知られる寺岡選手が先日、葛西駅前の龍高飯店の名物である大盛りチャーハンに挑んだ。「彼ならやってくれる」と仙道に期待するような眼差しで見守るチームメイト達だったが、結果は微妙な判定による引き分けとなったらしい。記者はその場に同席していなかったため詳細は不明だが、もし本当であれば、フードファイターの看板を降ろさなければならない危機に直面しているとも言える。本件について編集部では慎重に調査を続けたいと考えている。9月には再戦する可能性が高いため、その機会は逃さないようにしたい。