今季も残すところ3〜5試合となったノラキャッツだが、熾烈なタイトル争いが繰り広げられている。


<打撃部門は首位打者争い・盗塁王争いが白熱。吉永は三冠王狙う>
本塁打は吉永の1本のみで、数字的にはどの選手にもチャンスがあると言えるが、まだまだ本塁打を放つまでには至らない選手も多いため、このまま1本塁打で本塁打王になると見られている。
打点王は吉永が17打点で2位の水川(7打点)を大きく引き離しており、ほぼ確定か。炎の4連戦初戦で6打点を挙げたのが利いている。
首位打者争いは西村が.429でトップだが、それを熊澤(.419)、吉永(.405)、延命寺(.395)が追い掛けている。1打席で4人が入れ替わるデッドヒートとなっており、最終戦までもつれそうだ。吉永は首位打者になると三冠王となる可能性が高く、投手部門と合わせて六冠の偉業も夢ではない。
その他、表彰対象では盗塁王争いが西村11個、熊澤10個とこれまた接戦だ。盗塁するためには出塁せねばならず、首位打者争いを繰り広げる二人を更に白熱させる要因となっている。

<投手部門は残り登板機会がポイント>
投手部門は防御率、勝利数、奪三振数3部門で吉永がトップに立っている。
奪三振数は吉永が36個で2位の坪井(24個)に12個差をつけており、残り試合数と試合参加率を考えるとほぼ確定と思われる。坪井は奪三振率では吉永を上回っているだけに、登板数さえ増やせればトップも夢ではないが・・・。
勝利数は2勝の吉永を坪井、山口、西村が1勝で追っており、残り登板数と対戦相手次第では逆転が可能だろう。
防御率争いも追う坪井と山口は数回の登板で逆転が可能と思われるが、残り試合数次第では坪井が規定投球回数に届かず、吉永と山口の一騎討ちとなる可能性もある(雨天中止が無ければ規定投球回数はおそらく22〜24となる見込み。坪井の投球回数は現在20)。

各タイトル獲得者は、納会にて表彰予定。また、上記で紹介したタイトル以外にも「これ表彰しろや」などがあれば納会議題にてコメントして欲しい。