目次:
・ノラ東、最終戦で意地見せた
・一旦中止発表も・・・皆の情熱で球場を変えて試合へ
・ノラ東西共に今季全日程を終了
・ノラ東、東京ピグモンズ、いよいよ合併か?
・シーズン終了特集 前編~ノラ東、度重なる選手流出に再建モードへ突入~


【ノラ東、最終戦で意地見せた】
12/12(土)、なのはなリーグ今季最終戦となるノラキャッツ-ピグモンズ戦が開催され、ノラキャッツが11-8でピグモンズを破り、ウィザーズの優勝が決まった。
ノラキャッツも初の最下位を得失点差で免れた。
ノラ東は三回まで再三走者を出しながら最少得点止まり。その間にじわじわとピグモンズに得点される嫌な展開だったが、四回表に打線が爆発し逆転に成功。四回裏にエラー絡みであっさり追いつかれた後もベンチの雰囲気は重たくならず、五回表に勝ち越すと、六、七回もこつこつ得点して逃げ切った。
ノラ東は今季ここまで僅か1勝だったが、最終戦で意地を見せた。

【一旦中止発表も・・・皆の情熱で球場を変えて試合へ】
12/12(土)の試合は当初猿江恩賜公園で開催する予定だったが、前日の雨でグラウンド使用不可になり、AM10時に一旦は試合中止が発表された。
しかし選手達が「球場を変えてできないのか」となのはなリーグ連盟へ直訴した結果、ウィザーズが別で確保していた夢の島が使用可能であることが判明し、球場を変更しての試合開催に漕ぎ着けた。
一時は年内での日程終了を諦めていただけに、関係者は「皆の情熱に感謝」と頭を下げた。

【ノラ東西共に今季全日程を終了】
12/12(土)の試合でノラキャッツは東西共に今季の全日程を終了した。
ノラ西は42試合、ノラ西は助っ人参戦込みで10試合を戦った。
ノラ西は今季から大倉山シリーズを開催し、4勝3敗1分で優勝を飾った。また、あじさいリーグは2大会共に1勝1敗で優勝を逃した。
ノラ東の今季なリーグ成績は2勝5敗で3位だった。

【ノラ東、東京ピグモンズ、いよいよ合併か?】
最早年中行事になりつつあるが、ノラ東と東京ピグモンズの合併話が再び浮上していることが関係者への取材で分かった。しかも今回は短時間ではあるが具体的な話し合いがされたという。
関係者への取材で判明した話し合いの内容は下記4点。
・あくまで一時的な措置としての合併で、いずれはまた単独で試合できるようになることを目指す
・そのため、ユニフォームはとりあえずは各チームのものを着用する
・1チーム減る分はららぽーとにリーグ参加してもらうか、1チームとの対戦試合数増で埋める
・以上について来年のGM会議で議論する
今季ノラ東のなリーグ出場選手数は11人、東京ピグモンズが12人で数名の欠席者が出るともう開催が厳しいという状況だった。
ただ、一方でウィザーズも大差ない人数でしっかりと日程をこなしており、そこは調整次第ではないか、という見方も強い。

【ノラ東シーズン終了特集 前編~度重なる選手流出に再建モードへ突入~】
ノラ東のシーズン終了特集を前後編に分けてお伝えします。
前編では名前を伏せることを条件にチーム関係者にインタビュー。後編ではアポが取れ次第、石橋関東管領のインタビューを掲載する予定です。

-- 今季を振り返って
関係者(以下 関)「人数確保がとにかく大変だった。ウチだけじゃなく、他チームも含めて。リーグの消化が全然進まず、一度は年内での終了を諦めた」
-- 選手の流出が止まらないが
関「この2年で相当な人数が抜けたが、入ってきた人数は少ない。今季、なリーグに出場したノラ東の選手は僅か11名(※ノラスポ注 2014年は17名)。3名欠席になるともう揃わないという状況。なんとか補強をしないと、ピグモンズとの合併に踏み切らざるを得ない可能性もある」
-- 試合を開催するのがやっとという状況
関「そのため、今季はもう育成モードと割り切って戦ってきた。特に投手は試合に出て慣れていくことが必要なので」
-- 投手の頭数は揃っているように思うが
関「若い足立には特に期待している。しかし数はいても出席のタイミングが合わないといけないのが草野球運営の苦しいところ・・・」
-- 今季は橋本が登板するようなこともあったが
関「橋本に限らず、来季もそういうスクランブル登板は発生する可能性が高い」
-- 来季へ向けて
関「再建モードはまだ続くかもしれないが、かと言って勝負を諦めてはいけない。今季も勝てる試合をいくつか落としている。その辺りを拾っていけるようになれば」
-- ありがとうございました