目次:
・ノラキャッツ、第六回あじさいリーグ優勝!!
・山口、岩本共に今季初登板初先発初勝利
・東からの刺客なっち、2セーブ
・吉永、突き指治らず登板せず
・ノラスポ記者のセイバーメトリクスあれこれ最終回「これからのセイバーメトリクス」


【ノラキャッツ、第六回あじさいリーグ優勝!!】
5/4(土)に開催された第六回あじさいリーグにて、ノラキャッツが二大会ぶりに優勝を飾った。
連覇を目指して臨んだ前回大会で最下位に沈んでしまったノラキャッツだったが、見事に雪辱を果たした。
ノラキャッツは初戦のピグモンズ戦をシーソーゲームの末に制し、二戦目のワンニャーズ戦は近藤のツーランホームランが飛び出すなど試合を有利に進め連勝し優勝を決めた。
MVPはツーランホームランに二塁打1本と長打を見せた近藤が選ばれた。
第7回大会は9/21に開催予定だ。

【山口、岩本共に今季初登板初先発初勝利】
この日先発した山口、岩本は共に今季初先発初登板だった。
山口は6回を8安打5失点(3自責点)と粘りの投球、岩本は5回4安打6奪三振1失点と安定した内容で共に今季初勝利を挙げ、優勝に貢献した。

【東からの刺客なっち、2セーブ】
ノラ東から唯一の参戦となったなっちは2試合共にクローザーで登板し2セーブを挙げた。
吉永総監督が登板できない緊急事態となり、総監督直々になっちへ参戦を依頼し実現した出場だったが、見事に結果を出した。

【吉永、突き指治らず登板せず】
吉永は一週前の東京遠征で痛めた突き指が完治せずこの日は登板せず。
しかし打つ方は問題なく、2打点を挙げるなど活躍した。

【ノラスポ記者のセイバーメトリクスあれこれ最終回「これからのセイバーメトリクス」】
今回でこのシリーズもひとまず最終回です。
既に何度かお伝えしましたが、現在MLBでは球がどのように移動したか自動で詳細にログを取れるになっており、投手が何処にどんな軌道の球を投げたか、打者が打った打球の方向、速度、種類(ゴロ、ライナー、フライ)が簡単に統計されるようになっています。
つまり、どの打者は何処にどういう球を投げるとどういう打球になる、ということが簡単にバレてしまうのです。
今季、ダルビッシュが初登板であわや完全試合という快投を演じましたが、あの中継を観てもMLBが打者によって極端なシフトを敷いているのが顕著でした。レンジャーズの二塁手キンズラーが浅めのライトの守備位置にいて鋭いゴロをセカンドゴロとして処理していたり、そのようなシフトがあの惜しい試合を演出しているのだなぁと思いました。
そうなってくると、今後優秀な投手とは「打者がシフトにハマるコースに打ってくれるようにデータ通りにその球を再現できるか」守備が巧い人とは「ポジショニングを的確に判断できるか」優秀な打者とは「シフトを破れる打球を打てるか」ということになってくるかもしれません。
ビッグデータ時代は新たな選手価値を生み出すのか。今後の展開が楽しみです。