目次:
・ノラ東、2013なリーグ開幕連勝スタート!!
・吉永、東京ピグモンズにリベンジ果たす!!
・大森(時)、坪井、左右のエース躍動!!
・れあちゃん、入団後初安打!!
・橋本、醜態晒す
・ノラスポ記者のセイバーメトリクスあれこれ第九回「WPA」


【ノラ東、2013なリーグ開幕連勝スタート!!】
ノラキャッツ東日本は4/27(土)にピグモンズと2013年なのはなリーグの開幕戦を行った。
1試合目はピグモンズ側人数不足により不戦勝(タイトル争いを考慮し選手成績は公式記録として扱う練習試合を開催)となったが試合内容も8-0と関東管領が助っ人に入ったピグモンズ相手に完封勝利を収めると、2試合目は1試合目の勢いをそのままに初回に3点を先制。エース坪井がリードを守りきり完投勝利を挙げ、見事な連勝スタートを切った。

【吉永、東京ピグモンズにリベンジ果たす!!】
昨年の6/30(土)以来の東京ピグモンズ戦登板となった吉永総監督は前回登板の4回10失点の借りを返す3回1安打無失点の好投を見せた。
「もっとリベンジしたい」と2試合目も登板予定だったが、2試合目最初の打席で三塁打を放った際に指を痛めたため再登板は叶わなかった。

【大森(時)、坪井、左右のエース躍動!!】
1試合目で吉永の後を受けた左のエース大森(時)は4回7奪三振の快投でチームの勝利に貢献した。
また2試合目はエース坪井が先発し7回3安打2失点で完投勝利を収めた。
この日は登板した投手3名で四死球は5個と各自が抜群のコントロールを見せ、テンポ良く試合を進めたことが勝利に繋がった。

【れあちゃん、入団後初安打!!】
2試合目にれあちゃんが2試合目でチーム入団後初安打を放った。
詰まった打球が幸いし内野安打となった。その後吉永の三塁打で本塁生還しチームの連勝に貢献する一打となった。

【橋本、醜態晒す】
この日、風邪をひいていた橋本だったが「朝起きたら全然行けそうやったので」と12時に球場入り。
体調を考慮し練習は軽めに済ませて試合に臨んだが、1試合目途中から「寝転がる以外に吐き気を収める方法が無い」と守備を外れた。
2試合目になると打席に立つこともままならずスタメン落ちし、ライトポール際で仰向けになりながらイニング間にビデオカメラの調整をするだけの人に成り下がっていた。
本人は「休日の午後にゴロゴロしながら野球を観るのは至福」とタイガースの試合を寝床で観戦する楽しみに似た何かを見出した様子だった。

【ノラスポ記者のセイバーメトリクスあれこれ第九回「WPA」】
WPAとはWin Probability Addedの略で、ひとつのプレーの前後で、勝率期待値の変化を求め、そのプレーの価値を算出したものになります。勝率期待値とは「その状況で何点差なら見込まれる勝率はこれくらい」というものです。
例えば八回表、自チーム攻撃中に2点差で負けているが一死満塁のチャンスだ、という時にその試合に勝てる確率は.317(らしい)ですが、この状況から逆転の走者一掃のタイムリーツーベースを放つと八回表1点差でリードしていて更に一死二塁のチャンスとなり、この状況でその試合に勝てる確率は.780(らしい)に上昇、先ほどのタイムリーツーベースは勝率を.463増加させたプレーとして評価されます。
このようにWPAの素晴らしい所は「勝負強さ」というセイバーメトリクスが統計学的見地からスルーしがちな点をちゃんと評価できることにあります。そういう点でセイバーメトリクス好きとそうでない人の間の落とし所としても良い指標だと思うのですが、如何せん記録するのが大変なためあまり普及していない印象です。
これが自動でロギングされるようになれば一気にセイバーメトリクスは日本でも普及すると思うのですが(高校野球などのトーナメントでも有効な指標になり得る)。