岩田 鉄五郎
漢気溢れる老投手
東京メッツの“エース”。投げる時の「にょほほ」という奇声が特徴。齢50を越えて尚マウンドに上がる豪胆な人だが、
あぶさんと違ってこの人はもうヘロヘロ。
ていうか初登場の時からずっとヘロヘロなんやけど。水原勇気のドリームボール修得をコーチする。
野球選手を辞めてからは諸国を漫遊して子供達に野球を教えていたが、メッツ再建のために監督として現場復帰。
73歳で自らマウンドに上がるという“暴挙”を成す。ウチの選手にもこれくらいの豪胆さが欲しい。
また、『野球狂の詩』とは別作品になる『ストッパー』では、主人公・三原新平が所属する「大阪ガメッツ」の
ライバル球団としてメッツは登場し、そこでもやはり鉄五郎は齢53で現役であり、しかもこちらではしばしば完投したり
するほどの力をまだ持っている。この他、『あぶさん』であぶさんをスカウトした人も岩田という人物である。
日の本 盛
あぶさんほどメジャーになれなかった酔っ払い
東京メッツの名物選手のひとりで、酔っ払いながらマウンドに上がるというフザけた投手。
酔えば酔うほど球も酔っ払ったようにブレるという驚異的な魔球を持つが、吐くまで飲むとサッパリダメで、
実に調整が難しい投手と言える。水原勇気の一球ストッパーに対して最初に文句を言った人。
水原 勇気
♪勇気〜勇気〜ドリームボぉぉぉルぅぅぅぅ
東京メッツの女性プロ野球選手。「ドリームボール」という超魔球(一回高目に浮いてから沈む。アンダースロー投手が
フォークボールを投げるとそうなるのか?『ドカベン』の里中がプロ入り後覚えた「スカイフォーク」の発想は
このドリームボールに似ている。)を投げる伝説のストッパー。野球選手を辞めてからはしばらく
主婦業に専念していたが、メッツ再建のために再びコーチとして現場復帰。かつてメッツの4番を打った国立の娘に
ドリームボールを教える。そして、先日遂に自身も再びマウンドに上がり、20年ぶりの勝利を挙げた。ED『勇気のテーマ』が泣かせる。「♪大きな〜心で〜ナインを信じて〜」