きらめきマンを観て思ったタイムボカンシリーズの意義

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タイムボカンシリーズの醍醐味とは、とにもかくにも「勧善懲悪」、これに 尽きると思う。どんだけ凄い能力を持っていても、どれだけいいとこまでいっても、 結局「悪」は「正義」の前に敗れ去る…子供達にそのように教えつつも、 例えば『シュビビーンラブソディ』では「偉きゃ黒でも白になる」と歌っている、 この絶妙のバランス、これがタイムボカンシリーズの肝であり、全てであったと思う。 だが、今回の『きらめきマン』では敢えて3人組を警察(善玉)に、 主人公側を怪盗(悪玉)にした。それでもって新境地を開拓するのかと期待したが、 残念ながらそこまでは至らなかったようだ。 醍醐味を失っただけのタイムボカンシリーズは…あまりにも寒かった…。 誠に遺憾でありましたとさ…。