２１世紀へ向けて、タイガースよ、どうするのか！？
この２年でハッキリ分かった。ダメな選手はダメなのだ。
今年ジャイアンツが工藤・メイ・高橋尚成を補強して快進撃したように、
勝つためには現存戦力をどうこうするより新戦力確保の方が早いのだ（極論すぎるが）。
だから、とりあえずろくなドラ１も助っ人もも連れて来れないスカウトの一新を
図ってください。以上、再建案終わり………としてはあまりにも淋しいので（でも、
これが最優先事項であるのは間違い無いぞ、タイガースフロントよ）今回はトレードを
模索する。タイガースで埋もれてる選手、伸び悩んでいる選手には思いきって
タイガースを飛び出してもらい、活躍してもらおうという親心も含みつつ。
あと、矢野と新庄は残ると信じてます。
タイガーストレード要員は？
下賎な言い方だが、まずは商品価値のありそうな選手から。
中込・弓長・湯舟・山崎・藪・舩木・田村・吉田豊彦
山田・星野修・桧山
それなりに実績のある選手を挙げてみた。相手チーム事情いかんでは
それなりの選手がもらえると思う。
次は、交換相手がいるかどうか分からんけど…という選手。
北川・吉田浩
まあ、ウェスタンで試合してるチームとは可能かな、て程度ですね…。
こんなもんでは生ぬるい、もっと強烈なトレードを、というならば
思いきって和田・八木・葛西・伊藤らを出す、という手もあるのだろうが、
僕にそこまでの度胸はないです。
せいぜい川尻くらいが限界です。
補強ポイントは？
とりあえず、残留組で来季のメンバー表を作ってみる。
先発…川尻・福原・井川・星野伸・ハンセル
リリーフ…葛西・伊藤・遠山・西川
捕手…矢野
一塁…八木・大豊
内野…平尾・的場・和田・今岡・吉田剛・浜中・塩谷・秀太・（ハートキー）
外野…高波・新庄・坪井・タラスコ・上坂・松田
ストッパーはなかなかトレードで獲るのは難しいと思うので（古溝みたいなんは
そうそうないよなあ…）投手陣はやはり先発が欲しいだろう。あとは捕手（これも
ホントはドラフトで獲りたいところだが…）。
新助っ人は例によって三塁手を獲るだろうから（思いきって三塁手二人獲っては
どうだろうか？）トレードでは二遊間と外野を狙おう。
相手チーム、狙い目の選手は？
次に、狙い目のチームと選手を探る。
投手陣が苦しいチームがやはり狙い目だろう。
カープ、ベイスターズ、パは現在混戦でどうなるか分からないが
ライオンズ以外の５球団はどれも狙い目だろう。
野村政権になってからのトレードから判断して相手球団はバファローズと
ファイターズに絞る。ただ、個人的にはライオンズ・マリーンズも捨て難い。
バファローズ
バファローズとやってみたいトレードは、
なんと言っても藪⇔高村のダメエーストレードである。
内野手では高須、水口が狙い目っぽいが、
吉田剛をすでに獲っているので「なんのこっちゃ」という感もある。
外野手では…誠なんか狙い目か…？とにかく、バファローズとのトレードについて
考える時、山村を見て思うことは、
「山崎や舩木もバファローズに行けば活躍出来るかも…」ということなのであった…。
ファイターズ
ファイターズもやはり投手の補強をしたいところであろう。
なんせ竹内で根本をくれたぐらいだから。
今季躍進したファイターズだが、実は伸び悩んでいる選手の宝庫でもある。
投手では山原・沼田・生駒・今関、捕手では荒井、外野手では中村・
石本・上田・大貝・西浦と、なかなかいい素材が揃っている。
私としては、藪でも湯舟でも出して西浦を獲得しにいっても
いいと思うのだが、そこまではしないとしても、それなりにいいトレードが出来ると思う。
ライオンズ
ライオンズとトレードするなど恐れ多いことのような気もするが、平塚を派遣した
我々としては、桧山もどうですか？という思いがあるのも事実である。
また、相変わらず二塁手にも困っておられるようなので、星野修もどうだろう、
とも思う。交換相手が今一つ思い浮かばないのが難点ではあるのだが、
若手本格派投手と内野手がもらえればそれでいいかな、と思う。
マリーンズ
マリーンズは左腕不足に悩んでいるようなので、是非とも弓長や湯舟・吉田豊彦を
派遣してあげたいチームである。交換相手として思い浮かぶのは
投手が竹清・武藤・成本・薮田・礒、捕手では清水、内野手では堀、
外野手では大塚・立川・大村巌といったところか。
最後に…真の改革を目指すなら藪・湯舟は放出すべきか？
藪を見ていて思う。「ひょっとして、タイガースにいるから勝てないのか？」と。
今季、あれだけ最高のスタートがきれたのだ。決して力の無い投手ではない。
でも、結局、１０月に入った時点でまだ６勝である。彼の力を生かすには、
タイガース以外のチームがいいのかもしれない。無論、タイガースがまともな助っ人を
連れてきて、打線が強化されれば、彼の勝ち数は伸びるかもしれない。
だが、果たしてそれは背番号１８を背負う者としてどうなのか？という気もする。
来季、のむさんが勝負を挑む気なら、このオフ、血の粛清があるのは間違い無いだろう。
その対象選手の筆頭に藪が上がるかどうか、また、それへの賛否はどうなのか、
楽しみである。
タイガースファンコラム 新世紀の虎と僕
新庄メジャー移籍発表から一夜明けて思うこと
「敵に回らなくて良かった…」これがその瞬間の率直な感想だった。
だが、その心境は新たな事実により一変する。
「メジャーへのＦＡ移籍では補償金は入らない」のである。
タイガースは１０年間、新庄に費やしてきて何も残らなかった、
ということになる。だが、しかし、この問題は本当に難しい。
ＦＡ制度のダメダメっぷりへの批判はとりあえず置いておくとして…。
新庄ＦＡ移籍へのスタンス、意見は実に幅広く、
判断基準、材料も実に多い。
「敵にまわってもいいから何か置いて行け」
「金置いていかんでもいいから敵にまわらないで」
「もう１年待てなかったのか？」「去る者は追わず」
新庄への想いの強さ、タイガースへの想いの強さ、
楽観視する人、ハナから期待してない人…。
今回の件について、他人の意見にとやかく言う気は無い。
が、ここで改めて自分の立ち位置を確認したいと思う。
友人に「新庄は何も残していかなかった。今回の選択は最悪だ。
まだ巨人に行く方がマシかもしれん」と言われ、
「敵に回らなくて良かったー」と思っていた哲の思考は微妙に揺らいだ。
「精神衛生」をとるか「実利」をとるか…。
これは非常に難しい問題だ。「敵に新庄がいる状況」に耐えられない人は
考える必要もないのだろうが、私はそれを克服する自信が、無いと言えばウソになる、
根っからの「タイガース主義者」であり、
「タイガースのために、タイガースファンのために頑張れない選手は要らない」
という考えの持ち主である。そして、「タイガース主義者」であるならば、
ちょっとでもタイガースに利益があるように願うべきであり、
新庄に国内移籍を求めるべきなのだ。だが、現状、私は「新庄を敵にまわすのは嫌」だと
思っている。何故なのか？それだけ新庄が好きなのか？好きならもっと残念がるべきではないのか？
単に楽観視しているだけなのか？楽観視しようとすることによって気持ちをごまかしているのか？
正確な答えはタイガースと新庄の今後の結果次第で分かるのだろうが、
今、思うのはやはり「楽観視している」なあということだ。つまり、私にとって新庄は
「その程度の選手だった」ということになる。しかし、
「だったら、敵にまわってもいいじゃん」というツッコミを受けると「ムムム…」と思ってしまう。
いかん、また混乱して来た。とりあえずひとつひとつ整理しよう。
１、新庄がタイガースファンに何も残して行かなかったのはよくない
２、だが、敵にはまわしたくない（そのうち慣れるだろうけども）
３、つまり、出て行った時点で最早どうでもいい
４、だったら次のこと考えるしかないじゃん
５、でも、今回の新庄の件を肝に銘じておかないとまた同じことを繰り返すことになるかもしれない
まあ、こんなとこか。そして残された我々が考えるべき事するべきことは
・ＦＡでメジャー移籍する際に見返りがあるような制度を求めていく
・とりあえず今あるものでなんとかしよう（野村政権を存続させよう）
この二点だろうか。
今回の結論
・新庄！！何か（つうか基本的に銭しかないが）置いて行け！！
・ＦＡでメジャー移籍した場合何か見返りがあるようにせえ！！
・タイガースは今あるものでなんとかせえ！！
以上。