阪神タイガース2003 日本シリーズ
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タイガース日記リンク えんめ氏
3勝4敗
漢達の夢は続く
野球観戦で悔し泣きしたのなんて、98年に東京ドームのジャイアンツ戦でバリバリジャイアンツファンの
TBS松下賢次アナから、タイガースの余りの弱さに同情された時以来だ。
タイガースの選手達も、きっと悔しがってくれてるハズだ。
敗因は、なんだったろうか。勇退する星野監督の采配をどうこう言ったところで、もう意味はない。
残された俺達で、考えるしかない。野村克也外部招聘という夢のような出来事から5年。
さらに星野仙一へ繋げるという奇跡の所業から2年。野村克也は腐敗したフロントを掃除し、
有望な若手を集め育て、星野仙一は負け犬根性を払拭し、闘志を注入した。
フロント、首脳陣、選手、全てに文句を言い続けてきた我々にとって、夢のような日々だった。
闘将・星野仙一が残した、最後の目標、日本一という夢を掴むため…夢の中で夢を掴んだ漢達は、
再び現実を往く。
追記:広沢も引退なんやろね。最後の使われ方から観ると。来年は、困った時の広沢頼みは出来へんぞ、
つうことか…。これに絡むんだけど、あえて、来季に繋げるための、このシリーズの敗因を挙げると、
四番・濱中を今季全うできなかったことだと思います。ホークスも四番・小久保がいなかったんだけど、
松中がしっかり埋めた。来季も四番は松中なんじゃないかな。岡田タイガースに求められることは、
四番・濱中を確立することだと思います。
追記2:星野監督、最後の言葉。「選手にありがとうと言いたい。阪神での2年間はおれの人生の中でも全力で走ってきた。
あとは次の人にしっかりやってもらいたい。阪神も今の姿勢でやっていければ近い将来、日本一になるよ。
おれは自由人。やっと自由になれる」「あとは次の人にしっかりやってもらいたい。道筋だけをつけた。おれは自由人。やっと自由になれる」
それを言われては何も言い返せないんですが
「伊良部を飛ばすわけにはいかんやろ」井川、明日頑張れ。
打線も二戦続いて杉内に手も足も出ず。前回と違って積極的には行っていたが、前回積極的に
行かなかったツケが今日来た感じ。失敗を取り戻すのは早々簡単なことではないということですよ。
一番ウチらしい試合ができた
今日は下柳と和巳だっただけに、正直「ダメもと」みたいな感じで、かなり気楽に観れました。
しかし下柳はすんばらしい投球でしたな。いつも通りすっぽ抜けスライダーもありましたが、
丁寧に投げようという意識が伝わってきました。その後も繋ぐ投手陣皆素晴らしい投球で。
攻撃では金本の脅威のパワーと桧山のナイスバッティングもさることながら、赤星がやっと繋げたのが
大きかったと思います。やっぱ転がさな!!
ありがとう。本当にありがとう。
カープに、そして来てくれた金本に。本当にありがとう。嗚咽出るくらい泣きました。
二発目、期待するのもおこがましいとすら思っていたのに、打ってしまうのですから。
凄い。本当に、凄い。
試合の内容は…ミス連発するわ、ミスジャッジも連発するわでしたが、タイガース、ホークス共に
地力の強さで強引にいい試合に持っていったって感じでした。
藤本。キミは間違いなくこのシリーズで成長しまくってる。
安藤、赤星、早く立ち直れ。
「打たない」と「打てない」は違う
本題に入る前に、もう少し巧い審判を、もしくはちゃんとバランスの取れる審判を起用してください
日本プロ野球機構様。土曜日を移動日にしちゃうなんてファンを無視した行為は「選手のため」と思って
我慢しますので。
ムーアと吉野の粘りは素晴らしいものがあった。丁寧に、高さかコースどちらかだけは間違わないように、
そういう風に投げれば強力打線も沈黙するものだ。しかし不甲斐ないのはタイガース打線。
相変わらずど真ん中速球に手が出ない。バットが重たいのか?というくらい手が出ない。
がつんといけたのは金本のホームランくらいだった。
最終回になりようやく桧山が速球を叩きチャンスを拡大。
最後は読んだかどうかは分からんが藤本がしっかり初球の変化球を弾き返し
犠牲フライにした。終盤、変化球から入ってくることが多かったので、この辺はよくやったと言いたい。
しかし、明日こそ、タイガース打線にはど真ん中速球をしっかり捕らえてもらいたいところだ。
っていうかファーストストライクから振れ!!振らんと何も始まらんのじゃ!!
金澤は死にさらせ
ああそうだ!お前は敗戦処理だ!!これからも一生敗戦処理しとけ!!
金澤のせいで全部ぶっとばされそうですが、今日の試合のポイントは、2回裏単調になってしまった
バッテリーと、杉内のど真ん中ストレートが打てなかったことでしょうか。もう今更こんな感想を
述べないといけないとは思いませんでしたが。調子の問題よりも研究の差なのかと思いました。
伊良部の変化球は全部バレてるというかしっかり研究されてるなぁという感じだったのに対し、
タイガースはおそらく杉内のカットボールを意識していたと思われ、故にストレートに差し込まれていた、
というところでしょうか。
4タテ喰らうよりも恐れていた「無様な試合」をやってしまったタイガースですが、0-13から赤星がバント
したのには感動しました。泣きそうになりました。明日に繋ぐ姿勢。なんとか甲子園で活かして下さい。
基本問題とその場の問題
結局は無駄な四球やエラーを出してはいけないという結果だったか。
しかし、その場、その瞬間のポイントは、やはり最後、首を振り速球勝負にいった安藤だったか。
高い勉強量になった。これを乗り越えて、更に大きな投手になってほしい。ほんと、今日はかっこよかった。
凄い投手になったと思った。しかしホークス、後ろが不安と言われていたが、岡本はベテランの味をしっかり
と出し、篠原は全盛期に近い素晴らしい球を投げていた。何処が不安なのか。とりあえず、明日からも
いい勝負を期待したい。