日本シリーズ2001

戻る

新世紀プロ野球
ミスターは去った。キングの権威は地に落ちた。 最早20世紀は過去の事。21世紀最初の日本シリーズ、 それはプロ野球の新世紀。

第一戦 Bu0−7S
恐るべし石井いっきゅー。

第ニ戦 Bu9−6S
まさに詰め将棋。ストレートで押す五十嵐の球を、前打席 同点本塁打の水口が今度はライト前にらしい安打で繋いだ後、 ローズとの対決。ここで五十嵐のまま行ったのがまず第一のミス。 しかし、初球は予定通り暖めていたフォークで空振り。 二球目のフォークは見送られ、三球目。古田は内角ストレートで ストライクもしくはファールを狙っていたと思うが、結果はすっぽ抜けの 外角高目のクソボール。カウント1−2。ここでストレートど真ん中を 要求出来る程、バファローズ打線が甘くないことは承知済みの古田。 「フォークやろう」「じゃあ甘くなったら終わりやな」えんめとそう話して 五十嵐が投じた4球目…。打球はライトスタンドへ。 「そうか、これが野球なんだ…」まるで北海道でとれたての海の幸を食した 『美味しんぼ』の山岡さん達のようなセリフを吐く二人。 もう一度言おう、「これが野球なんだ…」

第三戦 S9−2Bu
うぉ、どうコメントせえっちゅうんやこの試合に。 湯舟おいとけばよかったのに…。川口はやっぱ使うべきでないすかね?

第四戦 S2−1Bu
強いですな、スワローズ。 他に感想ないです。 バファローズは緊張してんのか調子悪いんか… 雰囲気が暗い。タイガースベンチみたいだ。

第五戦 S4−2Bu
それでも相手の苦手な球を要求し続けられる古田に脱帽。 そしてそれにキッチリ答える投手陣。 スワローズ投手陣はローズ・ノリの前で四球を出す事が少なかったように思う。 最大の勝因はそこでないだろうか?

総評
バファローズ打線はボール球を振り過ぎた… 言ってしまえばそれだけだが、何故そうなったのか? 気負いやプレッシャーがなかったか? 繋げようという意志はシーズン中と同等にあったか? 自分が今年観たバファローズの試合は、 ホームランを打った時、塁上に四球による走者がいることが多かったように思う。 四球で出ることも繋ぐことになるのだ。 それは十分に分かっていたハズだ。 でも出来なかった。手を出してしまった。 古田の洞察力の賜物か。 古田の配球を打ち破るにはどうすればいいのだろう? 投手の失投を待つ?今回みたく失投がほとんど無かったら? 僕は、2戦目のローズみたく、一回でいいから苦手な球を打っとくべきだと思う。 もしくは北川みたく、打てる球なら少々ボールでも打ちにいく。 とりあえずそれしかないんとちゃうかな?