ニンテンドーDS発売の日にXboxLiveの素晴らしさを訴えるゲームバカ

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ニンテンドーDS発売日。アイデア切れ気味のゲーム業界に、タッチパネルは新風を巻き起こせるか? その装置を見て、クリエイター達がどれだけ新しい遊びを発想出来るか?注目です。 が、その前に。どうしても言っておきたいことがある。XboxLive野郎として、どうしても。 みんな、ボイスチャットの面白さを知っているか?ボイスチャットだからこそ出来るゲームがある、 ということを知っているか?ボイスチャットと文字チャットの大きな差を知っているか? ボイスチャットの最大のウリは、リアルタイム性にある。他のプレイヤーと協力してプレーする時に、 このリアルタイム性はゲーム性に直結する。例えば、『レインボーシックス』は、 今自分が何処にいて、敵が何処にいて、自分は今何をしているか、何をしようとしているか、 皆には何処に行ってもらいたいか、何をしてもらいたいか、これらを言葉だけで伝えなくてはならない。 自分の状況を的確に知らせる能力と、皆が今どうしているか、敵がどうなっているか、ここのマップは どうなっているか、などの状況把握力、そしてそれらを皆に伝達する能力が問われる。 無論、伝えるだけでなく、誰かから指示をされてそれを理解する能力も問われるし、 相手が初心者だった場合、その人に分かるように噛み砕いて伝達する能力も問われる。 一度触れてみれば、その計り知れない面白さにきっと気付く。 なかなか巧く相手に伝えられないもどかしさ、巧く理解してあげられないもどかしさ。 暗号のような言葉だったのに通じ合えた時の感動。これはもう、全く新しいゲームだ。 コミュニケーション能力が問われる、そういうゲームなんだ。 ニンテンドーDSの新機軸の入力装置、PSPの携帯ゲームとは思えない性能、確かにそれは凄いこと かもしれない。それはそれで革命なんだろう。だがしかし。「言葉のやりとり」だけでこれほどまでに 新しいと感じさせてくれるゲームが、まだあるんだ、ということを、俺は訴えたい。 確かに、ゆくゆくは、どのハードでもボイスチャットがフツーに出来るようになるのかもしれない。 PS3はボイスチャットが当たり前のゲームの時代かもしれない。だがしかし、今はXboxがその手のゲームを、 その手の感動を、たくさん出してくれているんだ。マシン性能や新しいインタフェースとかじゃない、 人間が普段使っている「言葉による会話」がもたらす感動。それが今、XboxLiveにはある。 全国のクリエイターよ、全国のゲーマー達よ。新しいサプライズが欲しければ、ボイスチャットに 触れてみよう。そこには、今までにない感動が、きっとある。(2004/12/2)