マートンの公式サイトで発表もされましたので。


































YearAgeTmLgLevAffGPAH2B3BHRRBISBCSBBSOBAOBPOPS
200321LowellNYPLA-BOS5322754112229932739.286.374.771
2004222 TeamsFLORA+1265141331751363745071.292.364.801
200422SarasotaFLORA+BOS1024251131641155544261.301.372.824
200422DaytonaFLORA+CHC248920112820810.253.326.693
2005232 Teams2 LgsCHC873881191949491853350.343.405.904
200523West TennSOULAACHC783501071748461852942.342.403.902
200523IowaPCLAAACHC9381220130048.353.421.921
200523MesaAZFLFal241013111111431712.337.396.907
200523ChicagoNLMLBCHC511604532714211622.321.386.908
200624ChicagoNLMLBCHC1445081352231362524562.297.365.809
200725IowaPCLAAACHC3917250161627101818.331.407.977
200725ChicagoNLMLBCHC9426166130822102639.281.352.791
2008262 TeamsPCLAAA8637093233228734240.290.377.775
2008262 Teams2 LgsMLB287313300800212.186.219.448
200826IowaPCLAAACHC5422557111115422920.298.397.780
200826SacramentoPCLAAAOAK3214536122113311320.277.345.768
200826CaracasVEWLFgW1567171127411219.321.463.953
200826ChicagoNLMLBCHC19421020060015.250.286.586
200826OaklandALMLBOAK931310020017.100.129.262
200927SpringsPCLAAACOL9742412127112791223952.324.389.888
200927ColoradoNLMLBCOL295613501620414.250.304.707
201028TCLNPB14466821435317911164770.349.395.894
201129TCLNPB1426061802411360642476.311.339.762
201230TCLNPB121473118182538241856.260.290.632
201331TCLNPB1436131783711985614281.314.361.845
201432TCLNPB1425911803201484254664.338.394.872
201533TCLNPB140583150270959013177.276.316.691
MLB534610582724652911210393149.286.352.788
Minors6488209557011316442755417209270.310.384.845
NPB6832353410201737774172721208424.310.352.790

2003年レッドソックス1巡目。
翌年には4チームが絡むトレードでカブスへ移籍。
3年目23歳でMLBデビュー。51試合で7HRを放つなどOPS.908を記録。エリートですよ。
翌4年目2006年、MLBキャリアハイとなる144試合.297、13HR、OPS.809を記録。プロスペクトらしい働きを見せたのでありますが。
翌2007年、ソリアーノら長距離砲が移籍してきて出番を奪われ、その翌年にアスレチックスへ移籍することに。この時マートンの「ついで」に、今季MLBMVPも噂されるジョシュ・ドナルドソンも移籍したらしい。
アスレチックスでもいまひとつで2009年にはロッキーズへ。しかし超打高のロッキーズでは出番が回ってこず、2010年、シーツ先生の強い推薦で遂にNPB阪神タイガースへ。
後はもう、何を説明する必要がありましょうか。
春先の酷評もなんのその、開幕から打ちまくり、5月半ばには当ブログでもマット・マートンへの道を掲載(笑。当時日本記録となる214安打、3度の最多安打と1度の首位打者。ベストナイン4回。ディアーから続く阪神タイガース「生え抜き」助っ人野手のハズレの歴史に終止符を打ってくれました。
真面目な性格、いちいちメモを取る姿、他の選手との連携の確認、ファンへの対応など全ての野球選手が模範とすべき姿に感動しました。

「七夕のことをよく知らないのにお願い事をするのは失礼」「ベストナインの受賞コメントが原稿用紙2枚半、1052文字」などその真面目さを更に印象付けるこれらの話は大好きなエピソードです。
球団からオファーが無かったこともありますが、自らもチームが変革の時であることを悟って身を引くような発言をしていたのも、真面目さを物語ります。

マートンのキャリアでは、阪神タイガースでの在籍6年というのは1チームでの在籍期間で最長でした。
そして阪神タイガースの助っ人史上でも6年はカークランド、バースと並んで野手最長だそうです(投手ではジェフが7年)。

次は何処へ行くのかな?何をするのかな?
今後にも注目しています。
NPBは・・・ベイスターズならアリか?四球選べないので3割打たないとOPS.700割っちゃうのは年齢面から見ても厳しいね・・・ホームラン出やすい球場がホームになればどうかっつーところかな。

6年間、ホンマにありがとうございました。
間違いなく、2010年代前半の自分の阪神タイガースの試合観戦は、マット・マートンと共にありました。

God bless you!