毎度お馴染み、今季取ってるデータから。


まずは3失点以内勝率と4得点以上勝率。
3失点以内試合勝率








チーム勝率割合
D.76920654.2%
G.74326972.9%
DB.71420858.3%
T.70817752.2%
C.581181368.9%
S.563181468.1%

4得点以上試合勝率








チーム勝率割合
DB221.95747.9%
G142.87533.3%
S143.82436.2%
T124.75034.8%
D114.73331.3%
C118.57942.2%

ドラゴンズは3失点以内の割合は少ないものの、その展開になれば着実に拾える野球を展開。4得点以上の試合の割合はリーグ最下位のため、実際は2点以内の試合を着実に拾っている(事実、3得点以上の試合の割合はリーグトップ)。投手陣がもう少し頑張れば、勝ち星が伸びる可能性も。
ジャイアンツは3失点以内の試合がリーグで最も多くかつそれを着実に拾っていっている。得点力はリーグ最下位争いですが、投手陣が頑張った試合は打線も頑張っていると言えます。ベイスターズとの差は4失点以上した試合の出来ですね(G1勝12敗、DB9勝11敗)。
ベイスターズは4得点以上の試合の割合がリーグトップで、先述の通り4失点した試合での勝率.450もリーグぶっちぎりトップ(2位はスワローズの.267。4勝11敗)。最近3失点以内試合も増えてきており、このまま投打ががっちり噛み合っていけばぶっちぎる可能性も。
タイガースは投打共に底辺争いをしながら、勝てる試合をそれなりに拾うことで何とか踏みとどまっていると言えます。本来はぶっちぎり最下位でもおかしくない状況。
カープは3失点以内の試合の割合、4得点以上の試合の割合共にリーグ2位であるにも関わらず、どちらもあまり勝ちを拾えていないという噛み合わせの悪さが見て取れます。
スワローズは打線の奮起待ちですね(1得点以下の試合が40%程あり、リーグぶっちぎりの多さ。次点がカープの28%)。

続いでQS関連。
新QS=6回2失点、T勝率=チームの勝率








チームQS率新QS率HQS率QS時T勝率新QS時T勝率HQS時T勝率救援負
C77.8%68.9%57.8%.543.548.5007
G70.8%64.6%45.8%.735.742.7274
D68.1%61.7%38.3%.531.586.6679
DB66.0%53.2%36.2%.677.800.8828
S59.6%55.3%25.5%.464.462.6672
T56.5%47.8%39.1%.692.727.7224

QS率と先述の3失点以内試合の割合の差がイコール救援陣の頑張り、とも言えましょうか。
ドラゴンズは救援失敗により4失点以上の試合が増えているのであろうことが分かりますね。
カープ、ベイスターズも同様に救援失敗で4失点以上になった試合が多そう。
スワローズは逆に救援陣の頑張りで3失点以内の試合を増やしていると言えます。
タイガース、ジャイアンツはほぼそのままなので先発の出来がその試合の失点数を決めると言って良いのでしょう。