一回り終わった時に見たデータがどうなったか。


まずは得失点による勝敗分布。そのスコアのゲームがチーム全体の試合数のどれくらいになるか、割合欄を追加してみました。
T












試合内容勝率割合
無失点21.0007.4%
1失点51.00018.5%
2失点12.33311.1%
3失点23.40018.5%
4失点以上39.25044.4%
4得点以上82.80037.0%
3得点24.33322.2%
2得点25.28625.9%
1得点12.33311.1%
無得点1.0003.7%

G












試合内容勝率割合
無失点31.00010.7%
1失点61.85725.0%
2失点21.66710.7%
3失点43.57125.0%
4失点以上17.12528.6%
4得点以上91.00032.1%
3得点42.66721.4%
2得点25.28625.0%
1得点12.33310.7%
無得点3.00010.7%

C












試合内容勝率割合
無失点41.00016.0%
1失点14.20020.0%
2失点31.75016.0%
3失点14.20020.0%
4失点以上7.00028.0%
4得点以上43.57128.0%
3得点12.33312.0%
2得点14.20020.0%
1得点31.75016.0%
無得点6.00024.0%

D












試合内容勝率割合
無失点31.00010.0%
1失点32.60016.7%
2失点61.85723.3%
3失点21.66710.0%
4失点以上111.08340.0%
4得点以上64.60033.3%
3得点72.77830.0%
2得点13.25013.3%
1得点13.25013.3%
無得点3.00010.0%

DB












試合内容勝率割合
無失点21.0007.1%
1失点41.00014.3%
2失点31.00010.7%
3失点24.33321.4%
4失点以上49.30846.4%
4得点以上101.90939.3%
3得点12.33310.7%
2得点25.28625.0%
1得点22.50014.3%
無得点3.00010.7%

S












試合内容勝率割合
無失点41.00014.3%
1失点32.60017.9%
2失点64.60035.7%
3失点14.20017.9%
4失点以上13.25014.3%
4得点以上91.00032.1%
3得点41.00014.3%
2得点11.5007.1%
1得点110.09139.3%
無得点2.0007.1%

タイガースは4失点以上の試合が一回り時は半分以上あったんですが徐々に回復傾向で、打線も4得点以上の試合の割合はリーグ2位とこちらも回復傾向。ジャイアンツも投手陣の安定化で順位を上げてきたのが分かります。カープは1失点ゲームで1勝4敗なのが苦しいところ。ドラゴンズは4失点以上の試合が増えており投手陣がお疲れモードか。ベイスターズは引き続き打線が好調。スワローズは引き続き投手陣が好調も打線はいまいち。

続いてQS関連。
新QS=6回2失点、T勝率=チームの勝率








チームQS率新QS率HQS率QS時T勝率新QS時T勝率HQS時T勝率救援負
T55.6%48.1%37.0%.667.692.7004
G71.4%60.7%39.3%.750.765.8183
C84.0%76.0%64.0%.381.368.3757
D70.0%66.7%40.0%.619.650.7503
DB57.1%46.4%35.7%.688.846.9005
S78.6%75.0%39.3%.455.476.7271

ジャイアンツのQS時勝率の高さが光ります。昨季もジャイアンツは唯一の7割台で、勝てる試合は確実に勝つというこの点に原ジャイアンツの強さを見ます。
ドラゴンズはQS時勝率も下がっており打線もややお疲れモードか。
ベイスターズはQS時勝率は下がるも新QS以上では圧倒的な勝率で「2点に抑えてくれれば勝てる」という状況。あとはそういう試合をどれだけ増やせるか。
カープとスワローズは共に「せっかく抑えてるのにもったいない」野球が展開されていますが、HQSなら勝てるスワローズとそれでも勝てないカープという点に加えて「先発がQSしてもリリーフ陣が打たれて負ける」試合が圧倒的にカープが多く、そこもポイントになっています。
タイガースはQS率は相変わらず最下位も徐々に回復傾向。しかし勝率はまだまだ物足りなく、ここを上げていけないことにはジャイアンツを上回ることができません。