ライオンズ中島の移籍先はマネーボールのビリー・ビーンで有名なアスレチックスに。
かつては藪、松井秀喜も在籍し日本には多少馴染みのあるチームです。
が・・・。


このチーム、近年はとにかく金がないため「安くて優秀な選手を獲得して成績を残させては高値で売り捌く」ある種ブローカー的なチームになってしまっています。敏腕GMビリー・ビーンならではと言えばそうですし、映画『マネーボール』でもまるで市場取引のように電話一本で選手とお金をトレードするシーンがありましたね。果たして中島はいつまでアスレチックスに在籍するのか?という点も興味がわくところです。

今季のアスレチックス投打成績。























選手試合出塁率打率HR盗塁OPS
クリフ・ペニントン125.278.215615.589
ココ・クリスプ120.323.2571139.734
スティーブン・ドルー79.309.22371.657
ブランドン・インジ83.275.218120.658
ダリク・バートン46.338.20411.630
コリン・カウギル38.336.26913.653
ジョージ・コッタラス85.351.21190.766
セス・スミス125.333.240142.753
ジョシュ・レディック156.305.2423211.768
アダム・ロサレス42.297.22220.630
ブランドン・ヒックス22.243.17231.634
ジェマイル・ウィークス118.305.221216.609
ジョシュア・ドナルドソン75.289.24194.687
クリス・カーター67.350.239160.864
エリク・ソガード37.206.16722.481
ジョニー・ゴームズ99.377.262183.868
デレク・ノリス60.276.20175.625
ブランドン・モス84.358.291211.954
ヨエニス・セスペデス129.356.2922316.861
カート・スズキ75.250.21811.536
カアイフエ39.295.23441.693
























選手試合S防御率K/9BB/9
ジャロッド・パーカー2913803.42181.17.03.1
ジェリー・ブレビンス635112.4865.17.53.5
ブランドン・マッカーシー188603.241115.91.9
アンドルー・カリナン111104.669.27.89.8
ジェレミー・アカード270004.8237.17.03.9
パット・ニシェク242101.3719.27.52.8
ライアン・クック7162142.0973.19.83.3
ブレット・アンダーソン64202.57356.41.8
グラント・バルフォア7532242.5374.28.73.4
ジム・ミラー332102.5948.28.25.0
トラビス・ブラックリー286404.01107.26.02.7
トム・ミローン31131003.691906.51.7
エバン・スクリブナー302012.5535.17.73.1
ジェシー・チャベス131109.8524.211.24.1
ショーン・ドリトル442113.0447.111.52.1
A.J.グリフィン157102.9582.17.02.1
ペドロ・フィゲロア190003.3221.25.96.4
タイソン・ロス1821106.1473.15.74.6
ダニエル・ストライリー72103.8939.17.43.7
ジョーダン・ノルベルト394112.77528.03.8
バートロ・コローン2410903.43152.15.41.4

今季最後の最後でレンジャーズを差して地区優勝を果たしたアスレチックス。その原動力は主力の大半を入れ替えた投手陣です。先発ローテはマッカーシー以外全員移籍組。二枚リリーフの片割れクックも移籍組。
中島の加わる野手陣は相変わらずの低打率だがそこそこの出塁率に長打力という「マネーボール打線」ですね。カート・スズキとカアイフエはシーズン中に放出、正遊撃手ペニントンは今オフFAで移籍決定。中島はその後釜として獲得されたと思いますが、とりあえずは今季二番手遊撃手だったドルーとの競争になるでしょうか。三塁コンバートも視野に入れるとドナルドソン、インジとの勝負にもなります。まぁ、彼らがいつまでここにいるのかも分かりませんが、このチームは・・・。
そんな強力な打線ではないので中島ならそこそこやればレギュラー獲れると思いますが問題は活躍すると出される可能性が高くなる点でしょうか(笑。