球宴休み企画第二弾。
NPB選手会のWBC出場辞退発表についてはまたいつかの機会に。ええ方に転がればええなぁ。

フラッグシップディールとは、MLBでは当たり前となっている、7月末のトレード期限に合わせて、上位チームが若手の選手を放出する見返りに下位チームが即戦力となるベテラン選手を放出することを言います。
マイナー含め球団数及び選手が多いMLBだからこそできるもので、NPBではなかなか難しい・・・ということは承知の上で、それでも「NPBが抱えるほとんどの問題は移籍活性化で解決できるのではないか?」という己の信条に基づき、今季Bクラスに沈みかつベテランだらけで若手がなかなか出てこないタイガースならばフラッグシップディールするのも有りなんじゃね?ということもあり妄想してみます。


まずはタイガースの補強ポイントを考えます。
投手は一軍で使ってみたい若手が何名かいるのでとりあえずスルー(この辺早く判断したいのでもっと上で使ってあげてください)。
というわけで野手に絞ります。とりあえずプロスペクト(有望若手)中心にオーダーを組んでみると

9柴田
8大和
6トリー
5新井良
7マートン
3森田
4上本
2今成
控え
捕手 小宮山、男前
内野 野原将、平野
外野 俊介、田上、伊藤隼、中谷、野原祐

ベテラン勢は思い切ってトリー、マートン、男前、平野以外は外してみました(これがフラッグシップディールというもの?)。
こうして見ると内野が弱いかなぁ?というわけで内野手に絞りましょう。
また、トレード相手ですがセに放出するのはまだ抵抗があるかな、という気がするのでパで上位争いをしているチームに絞ります(つまりオリックス以外(笑)。

■ホークス
現在3位争い中。狙い目か。
金子圭輔(27) ファームで.382。そこまで若くもなく、放出に躊躇が無いのでは。
牧原大成(20) ファームで.276。育成上がりなので躊躇が無いのでは。

交換要員は、現状ホークスは先発が他と比べ弱いようなので(とはいってもええ若手はいくらでもおりますが)、安藤、久保辺りでどうでしょうか。

■ライオンズ
同じく3位争い中。狙い目?
林崎遼(24) ファームで4HR。兵庫県、東洋大姫路出身。

ライオンズはリリーフに苦しんでいらっしゃいますし、福原でも渡辺でも筒井でも久保田でも・・・。

■イーグルス
首位と5.5差。仙一ならトレードにも応えてくれる!?

・・・と思ったんですが、チーム事情もあり有望若手は皆上で使われてしかも結果出してるのでもらえそうなのがおらんですな。ポジションに拘らなければ外野で横川(27)辺りは面白いと思いますが。

■ファイターズ
首位争い中。これまで何度かええトレードさせてもろてますので、応えてくれる!?
西川遥輝(20) ファームで.289 3HR。和歌山、智弁和歌山出身。
加藤政義(25) ファームで.273 3HR。既に一軍でも使われていますが、杉谷がブレイクしかけなのでこちらは余る可能性が?
因みに外野では10HRの鵜久森がいますが、さすがにこれはくれないでしょうかね・・・。

ファイターズとトレードするとしてその際の問題点はそもそもこちらから向こうに納得いただける人材を提供できるのかというところで・・・強いて言えばファイターズの現在の穴は遊撃手なんですが、こちらから提供できる選手もおらず・・・。リリーフの乾のポジションに筒井とか・・・では無理ですかねぇ。

■マリーンズ
首位快走中ですが、穴は有り。トレード話があれば断らない?
高濱卓也(23) ファームで.286。帰ってこい!!
細谷圭(24) ファームで.280 7HR。さすがに無理か・・・。
鈴木大地(23) ファームで.313ですが、さすがにルーキーなので無理か。

マリーンズは先発ローテがここに来て崩れ始めているというお話なので、久保でどうでしょうか?何ならコバヒロも付けます(笑。

以上。
粗いさんは残念ながら交換要員にならず・・・。優勝したくてタイガースに来たから、優勝できそうなチームに移籍させてあげたいんやけどなぁ・・・フラッグシップディールの目玉商品かと思ったけど、やはりNPBでは球団が少ないから致し方ないところなのか。セを対象にしても何処も補強対象にならなさそう。やはり粗いさんはタイガースで頑張るしかないのだ!!