人は一度贅沢を知るとそれが当たり前になってしまうのか。


http://www.sanspo.com/sokuho/0406sokuho075.html

「自慢の救援投手陣が同点に追いつかれ、阪神の必勝パターンがまたしても崩れた」
「岡田監督は『2点では勝ちパターンとはいえん』と打線に苦言を呈したが、昨季は中盤までに1点でもリードを奪えば『勝てる』という雰囲気がベンチにあった」
「ウィリアムスの左ひざ手術での離脱は痛い。藤川も久保田もまだ本調子でない。『JFK』の不安はチームの不安に直結している」

物凄く贅沢なレベルで不安を煽るのに必死ですね、我らがサンスポともあろうものが。
のむさんを最後まで擁護し続けたサンスポらしくないというか。

「昨季は中盤までに1点でもリードを奪えば『勝てる』という雰囲気がベンチにあった」の下りなんか、言い替えると「85年は8点差付けられても逆転する雰囲気がベンチにはあった」と言っているようなものだ。
馬鹿馬鹿しい。
確かに、去年より中継ぎ陣の力は落ちている。
当たり前だ。去年が凄すぎたのだ。
防御率3点台が「悪い」と思える投手陣、そんな贅沢を今年も求めるというのか。
タイガースは打線だって強力だというのにだ。

あまりにも馬鹿馬鹿しい内容の記事が最近多く、腹立たしい気持ちになることが多いのだが、今日、悟りを開いた。
「あぁ、これが強いチームが書かれる記事なのだな」と。
ジャイアンツの昔年の苦労がやっと分かりました。
そりゃこの恐怖から逃れるために金満補強に走りたくなる気持ちも分かりますな。

馬鹿馬鹿しい。実に馬鹿馬鹿しい。