今月9試合あるドラゴンズ戦の最初のカードをまさかの3タテ。ドラゴンズはこの3試合で7失策。らしくない。
しかし一昨日くまちんが言ってたように「実際のゲーム差程には戦力差はないんじゃないか」という指摘はタイガースファン的にも納得のいく分析で、今季のタイガースの強さは今日矢野が言っていた通り「うまく噛み合っている」点だと思うのです。


時々博打とも思える積極走塁はほとんど成功し、代打策はハマリまくる。投手リレーは盤石のリリーフ陣のおかげでどう使ってもそれなりに形にはなる。ある選手が故障すると代役の選手が活躍する。平野故障後の関本、藤本の頑張りしかり、安藤・福原故障後の上園、そして今日移籍後一軍初マウンドになった金村暁しかり。上園はオープン戦も二軍でもさっぱりで苦し紛れで一軍に上げてみたら活躍しちゃうし、金村暁はここまで温存しまくって満を持して上げてみたら良かったり。

怖いくらいに全てが噛み合っている。そう、だから、怖いんです。オリンピックが。今まで通り代役の選手が穴埋めするって?しかし今までとは抜ける選手の格が違い過ぎるぜ?日本代表に連れて行かれるような選手が抜かれるわけやからな。いや、もっと怖いのは、ここまでタイガースほど噛み合ってない他球団が、選手を代表に持って行かれることによって逆に噛み合ってしまうんじゃないかということ。これを纏めて「流れが変わる」ということなんでしょうが。

いやまぁ結局何が言いたいかと言うと、3タテとか9.5差とか浮かれずに、地に足ついてやっていきましょう、ということなんですけどね。