哲のアニメ評 な行
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NieA_7
NOIR
ある日『母船』で地球へやってきた宇宙人たちは
頭にアンテナがあって耳がとがっている事以外は何ら地球人と変わりなかった。
そして、いつしか彼らがいることが 当たり前になってしまった。
そんな近未来の下町荏の花地区荏の花湯に下宿するど貧乏でまじめな予備校生まゆ子と
その同居人で自由奔放な宇宙人ニア他、日々をそれなりかつ普通に過ごす人々の日常を描く。
ひたすらのほほんと流れ続ける悠久の時が、疲れきった心を癒す。
そんな日常の中でも、葛藤や寂しさはある。いや、そんな日常だからこそ、
あるのかもしれない。OPの歌詞が、めっちゃ気に入った。
「どうにもならないから、どうにかやれそうだぜ」…頑張れ、タイガース。
(00/?/?)
己の過去を知らない夕叢霧香(ゆうむらきりか)と、
ヨーロッパの裏社会で殺し屋を営むミレイユ・ブーケ。
ひょんなことから二人はコンビを組むことになった。
ユニットの名は「ノワール」。それは、穢れなき罪人たちの、凍てついた魂の名。
基本的には仕事人。闇の世界で闇の仕事を請け負う二人を観て楽しみましょう。
音楽、梶浦サウンドはとにかく素晴らしいので一度聴く価値ありかと。
アクションはちゃんと描いてる回もあれば「あちゃー」て回もあるですかね。
話は当たり外れ激しい上に根本に流れている「NOIR」の意味とかは正直
どうでも良かったので最後の方はダレました。と言ってしまってはなんなので
いちおうその辺にもコメントを。
「愛で人を殺すことはあっても、憎しみで人を救う事は決してない」
その通りです。アルテナさんはヤバイです、ハイ。かなり「真の悪」て感じでした。
殺し屋として育てられた彼女達がその生い立ちにケリをつけ、その後どうなったのか
気になるところですが…。しかしこのスタッフさん達には是非90分くらいで一本映画
作ってもらいたいです。それくらい音楽もアクションもかっこよかったですよ。
(02/5/27)