機動戦士ガンダムシリーズ

機動戦士ガンダム アムロシリーズ(ファースト、Z、ZZ、逆襲のシャア)
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
機動戦士ガンダム0083 stardust memory
機動戦士ガンダムF91
機動戦士Vガンダム
新機動戦記ガンダムW
機動戦士ガンダム 第08MS小隊
機動戦士ガンダムSEED
∀ガンダム

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機動戦士ガンダム アムロシリーズ(ファースト、Z、ZZ、逆襲のシャア)10点
宇宙暦0079年、スペースコロニー郡サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に宣戦布告、独立戦争を挑んだ。 地球連邦軍はジオンのMSに対抗するため、サイド7で連邦軍独自のMSを製作・試験していた。 しかし、ジオンの『赤い彗星』シャア・アズナブルは、その事実を突き止め、サイド7は戦場と化してしまう。 連邦軍士官の息子、アムロ・レイは、戦乱の中偶然にも連邦のMSガンダムの操縦マニュアルを発見。 それを片手にガンダムに乗り込む。そして、少年は歴史の渦に巻き込まれていく…。
一年戦争終結から7年。相変わらず地球連邦政府は地球中心的な政策を続けていた。 連邦軍内ではジオン残党狩りを目的とした『ティターンズ』が結成され、スペースノイド弾圧を始めていた。 これに対し、地球を休ませるために人類は宇宙に移民するべきだと主張する反地球連邦組織『エゥーゴ』が本格的に活動を開始した。 グリーン・ノア1に住む少年、カミーユ・ビダンはティターンズ兵士とのトラブルからガンダムMk−Uを奪ってしまう。 そしてエゥーゴのクワトロ大尉と出会ったカミーユは、エゥーゴに参加することになる。こうしてまた、一人の青年が戦いの渦に巻き込まれていく…。
コロニーレーザー砲抗争終結(Zガンダム最終回)から数日後。傷だらけになったアーガマは修理のためサイド1『シャングリラ』に 寄港した。そこで妹と二人暮らしていたジャンク屋の少年ジュドー・アーシタは偶然にも元ティターンズパイロットのヤザン・ゲーブルと 出会い、アーガマのMSを奪うようそそのかされる。一度は賛成したジュドーだったが、ヤザンの暴れぶりに怒りを覚え、 Zガンダムを操りヤザンを撃破してしまう。こうしてまたまた、一人の少年が戦禍の渦に巻き込まれていく。
宇宙暦0093年。行方不明になっていたシャアはハマーンの遺産であるネオ・ジオンを再興し、地球連邦政府に対し宣戦布告、 隕石落しを敢行する。これに対し連邦軍はブライト率いるロンド・ベル隊が阻止作戦を開始するも、ネオ・ジオンの強力なMSの前に ベテランパイロット、アムロも惨敗し、落下阻止に失敗する。シャアの次の攻撃を防ぐため、アムロは新型MSを設計・開発する。 アムロとシャア、そして、ジオンと連邦軍、長年に渡る戦いが、遂に終焉を迎える…。
この作品に関して今更何を語ればいいのかわかりませんが、作者がやる気ないのにこれだけ続いたのは凄いことだと思います。 ただ、アムロもシャアも殺すことでしか終われなかったのが残念です。登場人物達の繰り広げる人間ドラマやアムロを初めとする 主人公達の成長に感動しました。『逆襲のシャア』を観て母が「アムロも立派になったわねぇ」と呟いたのをよく覚えています。

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争9点
一年戦争末期、地球連邦軍は北極基地にてニュータイプ対応新型ガンダムを開発。それを察知したジオン軍はガンダム強奪作戦を 敢行するが、失敗。新型ガンダムは中立コロニーのサイド6に移される。サイド6に住む少年、アルは大のMSファン。 市街戦が起こっても大喜び。そんな中、森林公園に不時着したザク改を追ってきたアルは、ジオン軍兵士のバーニィと出会う。 その後月面基地に戻ったバーニィは、ガンダム奪取作戦を行うサイクロプス隊に配属され、再びサイド6にやってくる。 そして再会したアルとバーニィは、アルの隣人のお姉さんクリスチーナ・マッケンジーを含めた3人で楽しい時を過ごすが…。
ガンダムにしてはスケールが小さいが、それゆえに感動はデカい。「MSってかっこいい〜」とか言ってた少年アルは、 リアルな『戦争』を身近で体験し、成長出来たのだろうか?クリス最高。林原キャラでイチバンでしょう。 実はガンダムの中で一番好きかも、この作品。

機動戦士ガンダム0083 stardust memory9点
一年戦争終結から3年。『ソロモンの悪夢』ことアナベル・ガトーは核搭載ガンダムの強奪に 成功、ギレン親衛隊長だったエギーユ・デラーズ率いるジオン残党『デラーズ・フリート』は、 再びジオンの思想を掲げるため、地球連邦軍に宣戦布告する。しかし、所詮ジオンの残党など たいしたことないとう地球連邦政府はこれを軽視、ただ一人、コーウェン将軍だけがこれを無視 出来ぬと、戦艦アルビオンのシナプス艦長にデラーズフリートを追跡するよう命じる。 ガトーがガンダムを強奪する際に一戦交えた若い将官コウ・ウラキも、アルビオンに乗艦。 ガンダムの開発者であるニナ・パープルトンと淡い恋模様を描くが…。
ファーストとZを繋ぐ話。主人公の敵側の方がカッコイイという変な作品。 アムロシリーズのテーマであった『ニュータイプ』(人の革新)の概念を意図的に排除したため 物議をかもしたらしい。言うたら外伝的な話なのに、かなり完成度が高い。 「やっぱジオンはかっこええなあ」と再認識させられた。シーマ様最高。

機動戦士ガンダムF916点
宇宙世紀0123年、コロニー・フロンティア4に突然「クロスボーン・バンガード」と名乗る軍隊が 侵攻を開始、さらには「宇宙は貴族が治めるべき」などとわけのわからんことを言い出す始末。 戦乱の中、主人公シーブック・アノーは、セシリー・フェアチャイルドら仲間と共に脱出を図るが、 セシリーがクロスボーンによってさらわれてしまう。 実はセシリーは、クロスボーンの指導者マイッツアー・ロナの孫娘、ベラ・ロナであった。 シーブック達はフロンティア1へ向かい、連邦軍の練習艦スペースアークに乗艦する。 スペースアークにはシーブックの母モニカが開発したF91が搭載されていた。 そしてまた一人、戦場に身を投げ出す少年がひとり誕生する…。
もはやアムロやシャアは伝説上の人物でしかない頃のお話。映画。よって展開速し。 続編が出るはずだったのに出なかったという不完全燃焼作品。

機動戦士Vガンダム9点
宇宙世紀0153年、マリア・ピア・アーモニアを信奉する怪しげな集団・ザンスカール帝国のMSを 奪ってしまった主人公ウッソ・エヴィンは、リガ・ミリティアと呼ばれる反帝国のレジスタンスに その身を投じることになってしまう。ウッソと共に暮らしていた少女シャクティは、 ウッソが戦うことに反対するが、ガンダムに乗ってしまった者にそんなことを言ってももはや遅い のであった…。
とにかくキャラが死にまくる。 そして最後は何もなかったかのようにひっそり終わっていく。 各キャラの死に様を見届けるだけでもいい作品。 歌が全般的に良かった。

新機動戦記ガンダムW6点
アフターコロニー195年、地球絶対主義に対抗するため、コロニー群は5体のガンダムを地球へと 送り込んだ。しかし、この5体のガンダム、バラバラに降り立ったもんだからてんで連携がとれないで へなちょこぴーでやんの。しかし、おっそろしく性能がいいうえにパイロットがかなりおかしいくらい 能力高めなので、それなりに戦果をあげていくガンダム達。 しかし、主人公でガンダムウィングのパイロットたるヒイロ・ユイは地球軍最大派閥『OZ』の お偉いさんゼクス・マーキスに撃墜され、 ヒロインのリリーナ・ピースクラフトに発見される。 ヒイロを助けようと救急隊を呼ぶリリーナだったが、 ヒイロは逆に駆けつけた救急隊を襲い車を奪って逃走する。 そして翌日、リリーナの通う学園にヒイロが転入してくるのであった…。
俗に「アフターガンダム」と呼ばれてるものですな。 そこそこ面白かったんだがほとんどキャラが死なないというのがガンダムぽくなかったですな。 ある意味「新境地を開いた」とも言えるんでしょうが。ドロシーが良かったですな。

機動戦士ガンダム 第08MS小隊6点
一年戦争時、地球で必死に地上戦を繰り広げていた連邦軍第08MS小隊の活躍を描く。 主人公で小隊長のシロー・アマダとヒロインでジオン兵のアイナ・サハリンとの淡い恋がメインの 一風変わったガンダム。
一年戦争が舞台ということで、それだけでも十分面白かった。 全体的にアマちゃん主人公のおかげでいまひとつ話としては盛り上がりに欠けた感もあるが、 最終回はめちゃくちゃ良かった。全10話っちゅうのは物足りないか。 ガンダムには珍しく、主人公の人柄が出来ていたのが新鮮。 ヒロインのアイナも素直な子でよかったですな。 途中から監督が代わって面白くなったというのは有名な話。

機動戦士ガンダムSEED(全50話)6点
コズミック・イラ70。「血のヴァレンタインの悲劇」によって、地球連合とザフト軍の戦争は激化の一途を 辿った。中立コロニーのヘリオポリスに住む工業学生キラ・ヤマトは、ザフト軍の人間と同じ、遺伝子操作を 施された「コーディネイター」だが、普通の人間「ナチュラル」の学生達と、楽しい日々を送っていた。 ところがある日、キラ達はザフト軍による地球連合軍の新型MS奪取作戦に巻き込まれてしまう。 その最中でキラが出会ったザフト軍人は、かつての友達、アスラン・ザラだった…。 「コーディネイター」と「ナチュラル」、そして「戦争」と「平和」の間で悩み苦しむ少年達の 成長を多分描いていくんだと思われた21世紀ガンダム第一弾。
シナリオ展開がやや間延びしている感があるが、ビデオで一気観する分には気にならないか。 その際は総集編や回想シーンの多さが気になるかも知れないが(笑。 基本的には『W』ライクな話で、戦争物というよりは各キャラの思考ぶちまけモノ。 シナリオよりもキャラへの感情移入で乗り越えろ!!て感じでしょうか。 終盤の急展開をもっと早めからじっくりやってくれれば良かったのになと思います。(2003/9/28)

∀ガンダム(30分×50話)7点
地球と月に別れて生活していた人類。月の女王ディアナ・ソレルは、地球帰還作戦を敢行するが、 地球に拒否されてしまい、月と地球は交戦状態に陥っていく。しかし、月がMSなどの高度な文明を 持っているのに対し、地球はまだ18世紀の産業革命時程度の文明だった。
完璧にディアナとキエルとソシエちゃんの物語でしたね。主人公のロランは所詮、運転手って感じ っスかね?地球出るまでがちょっとダラダラしてた感があったのですが、この三人娘の物語だったの なら納得できないこともないっスね。いかにも富野作品らしい、女性キャラ中心のお話でした。 誰かソシエちゃんを幸せにしてやって下さい。それから、リリ嬢頑張ってスカートを履いた 支配者になって下さい。